スペシャル連載インタビュー vol.3

攻めのヒアルロン酸注入で数年前の若々しさを取り戻す

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私たち医師は効果を出すことだけに注力せず、治療後の患者様の満足のその先まで考えるべきであると考えています

最近では挑戦しやすい手軽なたるみ治療として、溶ける糸やHIFU(ハイフ)などのレーザー治療をよく目にしますが、このような治療を総院長はどのようにお考えでしょうか?

竹江そうですね。両者とも切らないたるみ治療ということで、ヒアルロン酸同様、患者様が挑戦しやすい治療の一つかと思います。

ではまず、糸治療に関しての見解をお伝えしますね。
糸の挿入直後は確かに皮膚が引き上がっているので、患者様からしたら「リフトアップした」「たるみが無くなった」などと効果に対する満足感が得られるかと思います。しかし、その効果のピークは一時的なもので、効果が弱くなると繰り返し糸を追加していく・・・というところまで考えているのか?と疑問が残ります。
溶ける糸は、皮膚の中で瘢痕(はんこん)になって、たるみの引き上げをキープしてくれるとされていますが、その程度の瘢痕でたるみの引き上げがキープされることなどありません。

その為、効果が出ない治療とは言いませんが、一度で数十万円の費用が発生する糸の治療をずっと続けても、効果の蓄積が無いばかりか、残るのは皮膚内に残る糸と瘢痕だけです。

その他にも、引き攣れによる皮膚の違和感や糸による感染症状など、様々な問題が発生した時に簡単に抜き取ることが出来ないため、リスクの高さや効果の持続を踏まえ、当院では推奨していません。

効果を出すだけではなく、治療後のことまで考えて推奨していないのですね!
では、レーザー治療HIFU(ハイフ)についてはいかがでしょうか?

竹江最近よく聞かれるHIFU(ウルセラ・ダブロなど)によるたるみ治療は、脂肪層と筋肉層の間にあるSMAS層(筋膜層)にアプローチを行い、熱のダメージでコラーゲン生成を促したるみを改善していく治療です。
これはレーザーを照射するだけの非常に手軽な治療のため、最小限のリスクで若返りたいという患者様のニーズに適した治療かと思います。

一見良いところしかないような治療ですが、当院で採用に至らない理由をお伝えしますね。
一つは、効果があるのは顔全体のボリュームロスが少なく、比較的年齢層の低い患者様という印象が強いためです。
確かにHIFUはたるみ治療として効果はあると思いますが、50歳代~70歳代以上の患者様にみられる“骨格の萎縮や脂肪の減少が要因の皮膚のたるみ”に対しても効果があるのか?と疑問に思います。
そして、手軽な治療と言っても顔全体の照射となると一度で数十万円以上の費用が発生しますので、
効果が半年程持続すると言われていても、定期的に数十万円支払い続けるのは現実的ではないのかなと思います。

このような理由から、当院では治療をご提案できる年齢層・症状に制限があり、メンテナンス費用も高額になるという点から導入をする予定はありません。

当院がお奨めしているヒアルロン酸リフトでは、リフトアップと共にボリューム補充も可能なため、年齢・性別問わず様々な患者様にご満足いただけるかと思います。

70歳代

※【施術費用】ヒアルロン酸製剤1本(1cc)56,000円×必要本数
※注入費用込み。部位に合わせて適した製剤をご提案します。
【リスク・副作用】内出血…1~2週間
【対処法】内出血は時間の経過と共に改善します。注入直後よりお化粧が可能ですので、コンシーラー等で目立たなくさせることができます。

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攻めのヒアルロン酸注入で数年前の若々しさを取り戻す

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