太腿の脂肪吸引は、女性が希望される脂肪吸引の中で最もニーズの多い部位です。
細身の女性であっても太腿には脂肪がしっかりついている女性が多いようです。
又、ダイエットをしても中々反応しない部位なので、脂肪吸引の中でもニーズが高い部位となります。
又、細く長く綺麗なラインを作り上げるためには、熟練した医師の技術が必要となります。
当院では術前後の「サイズ計測」を行います。
太もも/おしりの脂肪吸引の症例一覧


脂肪
吸引量
約3,110cc
500mlペットボトル×6.2本


サイズ
変化
●太ももつけ根
-9.5cm
(60.5cm →
51cm)
●膝周り
-7cm
(52cm → 45cm)
脂肪
吸引量
約5,580cc
500mlペットボトル×11.1本


サイズ
変化
●太ももつけ根
-6cm
(47cm → 41cm)
●膝周り
-2.5cm
(36.5cm → 34cm)
脂肪
吸引量
約2,260cc
500mlペットボトル×4.5本


サイズ
変化
●太ももつけ根
57cm → 45cm
マイナス12cm
●膝周り
43cm → 37.5cm
マイナス5.5cm
脂肪
吸引量
約3,990cc
500mlペットボトル×7.9本
太もも脂肪吸引の密着体験動画
太ももの脂肪吸引の仕組み
脂肪の構造
脂肪層は「皮下脂肪層」といわれる層と「LFD」と言われる層に分かれています。
皮下脂肪はダイエットに反応しやすい脂肪ですが、LFDはダイエットには反応しにくい脂肪です。
LFDは女性に特有の脂肪で、女性の太腿部分に多くついています。
LFDがついているところ
濃い色の部分がLFDがたくさんついている部分です。
それ以外の部分は皮下脂肪のみがついています。
LFDは、太ももの外側や内側、膝周りについています。
つまり、
・お尻のふくらみ
・太もも内側のふくらみ
・膝周り
はLFD によるものなのです。
脂肪吸引は、ダイエットで反応しにくいLFD をしっかりと吸引できるので高い効果が期待できます。
しかし、LFD の吸引だけでは効果は高くありません。
皮下脂肪の部分もきれいに吸引していくことで高い効果を出すことができます。
技術へのこだわり
お尻を小さくする技術
【一般に患者様が吸引したい部分】
患者様の多くは、ショーツを履いた時に引っかかる部分を改善したいと思われるようです。
そのため、図で示す位置の脂肪を減らしたいとお考えの方が多い印象です。
しかし、よくお話を伺うと、患者様が気にされているのは、実は「ショーツからはみ出ている部分(下写真)のお尻から太ももの外側にかけての部分」であることが多いです。
【実際に小さくするために吸引する部分】
患者様によっては、ショーツで覆われている部分も吸引したほうがいい場合もありますが、ほとんどの患者様は上記の部分を吸引することで理想の小さなお尻になります。
お尻の脂肪吸引をする際の注意点
この部分の吸引に関しては、ただやみくもに吸引してはいけない部分となります。
お尻(臀部)下部の部分はたるみの出やすい部分になりますので、ある程度のボリュームを維持しつつ、外側部分をしっかりギリギリまで吸引する必要があります。
残すべきところ・取るべきところを見極め吸引する必要があります。
外側の部分に関しては取り残しの出やすい部分になりますので、当院独自のクリスクロス法とリサーフェイシング法を組み合わせてギリギリまでの吸引を行います。
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE・AFTER写真 を見るとわかるように、ショーツを履いたときにお尻の大きさが気にならなくなるはずです。
外側の張り出しを解消する技術
患者様が気にする太ももの外側部分の張り出しは、しっかりと吸引しないと効果が出ない部分です。
脂肪の多くついている患者様の場合、外側のふくらみの下にも脂肪がついていますので、ふくらみ部分から膝までしっかり吸引していくことでストレートでスラっとしたラインを作り上げます。
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
外側の張り出しがなくなることで、ストレートな外脚美になっているかと思います。
太もも内側にすき間を作る技術
内側の部分は、非常に脂肪が吸引しにくく、頑固な部分になります。
クリスクロス法を応用して、丁寧に吸引を繰り返し、ギリギリまで吸引していきます。
この部分は他院の再手術でも取り残していることが多い部分で、しっかりと吸引しないとすき間はできません。
また、丁寧に吸引しないと凸凹になりやすい部分ですので、医師の技術力が必要となります。
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
患者様の骨格や脂肪のつき具合によってもことなりますので、絶対の保証はできかねますが、ほぼ全例で内ももにすき間ができています。
膝のふくらみをスッキリと
太ももの内側のすき間を作りたいというニーズとに重なりますが、
ひざ横のふくらみや、ひざの上に乗る脂肪を気にされる方も少なくありません。
ひざ横のふくらみや、ひざの上の脂肪は取り残しが多い部分でもあります。
そのため、クリスクロス法を用いて、各方向から丁寧に吸引する必要があります。
ひざ横に関しては、後ろからも吸引し、前側からも様々な方向から角度を変えて、少しずつ地道に脂肪を吸引していきます。
太ももの内側の吸引に加えて、ひざ横やひざ上の脂肪も丁寧に吸引することで内側のすき間を作っていきます。
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
ひざ横のふくらみがなくなり、ひざとひざの間にすき間ができていますね。
バランスの取れた美しいデザインへ
患者様が、太ももの脂肪吸引をする際のニーズは数多くありますが、それらのニーズを満たした上で、最終的な完成形が【まっすぐなラインを作り脚を長く見せる】ということです。
長くてまっすぐな脚こそが美脚の条件となります。
前と後ろから見て、凹みそうな部分を明確にマーキングして、その部分は、適度に残す作業が必要になります。
この部分は、失敗しやすい部分となります。
その理由としては、しっかり取るべき内ももやひざ横は、上記で説明したように脂肪が頑固で取り残しやすい部位であり、凹みやすい赤い丸の部分は取りやすい部分であるからです。
そのため、取りにくい部分を残し、取りやすい部分を取りすぎてしまい不自然に凹んでしまうケースがあります。
担当医がこれらのことを理解して吸引を行う必要があります。
吸引すべきところはしっかりと吸引し、残すところはしっかり残し、内側のストレートなラインを作り上げることが太ももの脂肪吸引の中でも難しい部分になります。
水の森美容クリニックでは
患者様のニーズに徹底対応し、「細く」「長く」きれいな美脚をつくります。
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
BEFORE 施術前
AFTER 施術後
皆様、細く長い美脚になっています。
このように説明をお読みいただくと、脂肪吸引の手術は、医師の技量によって結果が左右されるということがわかります。
決して、ベイザーなどの最新機器を使用したから効果が高いなどということはありません。
吸引後の傷跡について
脂肪吸引を行う際には、吸引する管が通るように、5ミリ程度の穴をあける必要があり、傷跡ができます。
患者様は、傷跡を少しでも少なくしたいと思われることと思いますが、クリスクロス法を行うためには、1か所の傷口からの吸引だけでは不十分です。
複数の傷口より交差させて脂肪を吸引していく必要があります。
そのため、最低限の傷口として、太ももの場合、8か所に創部ができます。
創部に関しては、クリスクロス法を行い十分な吸引が出来る範囲で、極力患者様が気になりにくい位置にしております。
また、傷跡の創部に関しては、縫合技術や術中のケアで最小限に抑えるよう配慮して行っております。
術後のダウンタイムと経過
術後の痛み
手術中の痛み
太ももの脂肪吸引は、静脈麻酔を使用します。
手術中は眠っている状態なので、痛みは感じません。
手術後には、痛み止めの点滴も打ちます。
手術後の痛み
手術後、ご帰宅される頃には、静脈麻酔や痛み止めの薬の作用が切れるため、痛みを感じます。
手術当日から翌日にかけて、お痛みが強く出ます。
痛み止めの内服薬をお渡ししておりますので、服用していただきます。
無理に動いたりしなければ、処方している鎮痛剤でお痛みを我慢できる方がほとんどです。
痛みのピークは、手術翌日~1週間ほどです。
この時期は、強めの筋肉痛のような痛みが生じます。
術後2週間ごろには痛みは少しずつ落ち着いていきます。
痛みの感じ方には大きな個人差があり、少し触れるだけでも痛いと感じる方や、拘縮によるツッパリ感が痛いと感じる方などさまざまです。
腫れ・むくみ
術後の腫れは2週間がピークです。
また、むくみは手術の翌日頃から症状が現れ、2週間頃から少しずつ落ち着いていきます。
太ももの脂肪吸引の際は、腫れやむくみが重力で下にいくため、ふくらはぎや足の甲、膝周りなどがむくみやすくなります。
この部分のむくみは1~3ヶ月くらいまで長引く場合があります。
歩いたり、日常生活には支障はありません。
むくみについては、脂肪の吸引量、体質、手術後の過ごし方(動く頻度)などによっても異なり、大きな個人差があります。
腫れを軽減するために
水の森美容クリニックでは、術後の腫れを少しでも軽減するためにドレナージという方法を行っております。
ドレナージとは、傷口にドレーンを入れて翌日まで傷口を開放し、浸出液を体外へ出すことで腫れを軽減させます。
ガードル圧迫
手術後は1か月間の間、24
時間圧迫着を着用していただきます。
圧迫をすることで、腫れやむくみを抑える効果もあります。
むくみ対策
腫れやむくみを軽減させるため、手術後は足を高く上げて過ごしていただくのがお勧めです。
手術1ヶ月を過ぎてもむくみ症状がある場合は、マッサージ・着圧タイツの着用・むくみを軽減するサプリメントの服用・減塩などを行って症状の軽減をはかります。
患部に水が貯まる
水の森美容クリニックでは、脂肪を吸引できるギリギリまでしっかりと吸引します。
しっかりと吸引することで、細さの実感が高まりますが、術後3日~1週間の間に吸引部位にお水が貯まってしまうことがあります。
お水が貯まること自体、悪いことではありませんのでご安心ください。
水が貯まる理由
脂肪吸引をすると、もともと脂肪があった部分が空洞になります。
この空洞になって離れている組織をくっつけるために圧迫物を着用しますが、たくさん脂肪を吸引すると空洞部分がおおきくなるため、そこに浸出液が貯まりやすくなります。
お水が貯まるということは悪いことではありません。
しっかり脂肪を吸引したことによって起こる症状です。
万が一お水が貯まってしまった場合は、検診にお越し頂き、お水を抜く処置を無料でさせていただきます。
検診の回数は、貯まっている水の量によって異なります。
水を早く減らすために
●足を高く上げる
●圧迫を強化する
どの程度強化するのかなどは、検診の際にひとりひとりにアドバイスさせて頂きます。
お水の抜き方
①まず、どの部分にどれくらいお水が貯まっているか確認します
②水が貯まっている部分に針を刺し、お水を抜いていきます。
局所麻酔をしてから針を刺しますのでご安心ください。
内出血
内出血は、手術後2~3週間で徐々に落ち着いていきます。
内出血の経過は、はじめの1 週間前後は赤黒い濃い内出血が出ますが、少しずつ黄色っぽくなり消えていきます。
内出血が出ている部分は圧迫物を着用しているので、普段人目には触れません。
太ももの吸引後はふくらはぎや足の甲まで内出血が出る可能性がありますが、お洋服で隠していただけるのでご安心ください。
内出血は採取量や体質によって個人差があります。
硬さやつっぱり感
手術後1~2週間頃から皮膚が硬くなり始めます。
この硬くなる現象を瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)といいます。
傷が治っていく過程で、一時的に拘縮が起こります。
脂肪吸引を行った際は、吸引した部位全体が傷になっている状態になっており、硬さやつっぱりの症状が出ます。
太ももの吸引の際、特に拘縮が出やすい部分は内ももや膝の周りです。
膝の周りが硬くなると、関節が曲げにくくなり、普段通りのスムーズな動きがしにくくなります。
つっぱり感は皮膚が硬くなることで起こる症状です。
術後1ヶ月を経過したら痛みのない程度にマッサージを行っていただくと、柔らかくなるのが早くなります。
(※手術から1ヶ月以内にマッサージを行ってしまうと仕上がりが凸凹してしまう原因になりますんどえお控え下さい。)
しびれ・感覚の鈍さ
脂肪吸引の手術を受けると、一時的に患部にしびれが生じたり、感覚が鈍くなったりします。
しびれや感覚の鈍さは手術後3ヶ月~半年かけて徐々に改善していきます。
感覚の鈍さについては、個人差はありますが、ストッキングをはいた上から触っているような感覚と言われる方が多いようです。
しびれは時々ピリっとする感覚で、いずれも日常生活に支障はない程度です。
傷
脂肪吸引の際、数ミリの傷が数か所できますが、1ヶ月前後は赤みがあります。
それ以降は3ヶ月~半年ほどかけて徐々に消失していきます。
術後の過ごし方
経過の症状には個人差があります。
ご案内している内容は、実際に手術を受けられた方のご意見をまとめております。
【医師の技術による差】
脂肪吸引後の傷口の治りには個人差がありますが、治りの早さ・遅さについては、医師の縫合の技術によっても変わってきます。
傷口は、切開した傷と傷を1ミリもずらさずにピッタリとくっつけて縫うことがポイントです。
水の森美容クリニックの医師は、少しでもズレが生じた場合は必ずやり直し、丁寧に傷を縫うことを徹底しています。
【傷をなるべく触らないようにする】
脂肪吸引の傷は目立たない部分にありますが、気になって触ってしまうことがあります。
必要以上に傷を触ってしまうと、それが刺激になり、傷口が盛り上がってしまう可能性があります。
極力傷を気にせず、触らずに過ごすことが大切です。
【盛り上がっている傷になってしまったら】
写真のように傷が盛り上がってしまった場合は、ケナコルト注射という注射を打つことで盛り上がってしまった部分を平らにすることができます。
万が一起こってしまった場合は、無料にて処置させて頂きます。
日常の動作について
手術後の日常生活や動作について、実際に水の森美容クリニックで太ももの脂肪吸引を受けられた方の意見をまとめています。
個人差はありますが、参考にしてみてください。
日常的に行う最低限の動作については、手術当日から可能です。
ただし、痛みのピーク時期ですので、動作は普段と比べるとゆっくりなペースになると思います。
普段は当たり前に行っていることでも、倍以上の時間がかかることもありますので、時間に余裕を持って行うといいでしょう。
- トイレ
- 食事
- シャワー
- 歩く
トイレ
洋式トイレは座った時にお尻の痛みが生じ、便座に座るのが大変な場合があります。
和式のトイレは膝が曲がらないので難しいと言われる方が多いです。
食事
手術の当日は、朝から絶食のため、手術後は食事をしないと体調不良の原因に繋がってしまいます。
術後は、麻酔の影響で気分不良がある場合がありますが、食べやすいものから少しずつ摂取するようにしてください。
塩分を取りすぎるとむくみの原因になりますのでご注意ください
シャワー
ただし、傷口に石鹸を使用しないようにしましょう。
また、浴槽への入浴は、抜糸の翌日からにしてください。
歩く
しかし、手術直後は痛みや体調不良が考えられます。
いつものようにスムーズに歩くことが難しく、ゆっくりとした動きになるかと思いますので、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
※中には当日からスタスタと歩けるかたもいらっしゃいます。
普段通りのスムーズな歩きができるようになるのは、手術後2週間ほどになる方が多いようです。
術後のお休み期間
水の森美容クリニックでは、さまざまなご職業の方が、実際に脂肪吸引の手術を受けられています。実際に手術をされた方のご意見をまとめています。
仕事の内容や状況によっても異なりますので参考にしてください。
- デスクワーク
- 立ち仕事
- 家事
- 育児
デスクワーク
特に手術の翌日は、痛みのピークなので動作が普段以上にスローペースになります。
また、貧血によるふらつき、食欲不振、発熱など体調が優れない場合があります。
ほとんど座っているお仕事の方でも、可能であれば3~5日ほどお休みを取り、無理せずなるべく安静にお過ごしください。
立ち仕事
可能であれば5~7日お休みできると安心です。
立ち仕事の場合、あまり動く機会がなくても、腫れやむくみの症状により、長時間立っていることが普段よりも辛く感じることがあります。
また、普段より歩くスピードも遅くなります。 貧血によるふらつき、食欲不振、発熱などの症状が出ることもありますので、3~5日お休みを取られる方が多いようです。
家事
手術後すぐの時期は、痛みのピークですので、普段の動作に比べるとゆっくりになることを想定しておきましょう。 その他、貧血によるふらつき、食欲不振、発熱など体調がすぐれない可能性があります。
そのため、手術当日から家事をしなくてもいいようにあらかじめ準備をしておきましょう。
育児
手術の翌日は、痛みのピークですので、動作が普段以上にゆっくりになることを想定しておきましょう。
また、貧血によるふらつき、食欲不振、発熱などの体調不良が起きることも考えられます。
手術後の症状は個人差も大きいです。
水の森美容クリニックで実際に手術を受けられた患者様のお声を元にまとめておりますので、目安としてお考え下さい。
その他分からないことがありましたら、水の森美容クリニックスタッフまでご相談ください。
太もも・お尻 脂肪吸引後の圧迫方法
術後、初めてガードルを着ける際、着け方がわからないというお声を多くいただきます。
こちらの動画をぜひご参考にされてください。
他院でよくある失敗について
太ももの脂肪吸引における失敗や患者様の不満には以下のようなものがあります。
効果が実感できない
手術の効果が実感できないということに関しては失敗とは言えませんが、他院手術でよくある患者様の不満です。
太腿の脂肪吸引は、医師にとっては重労働な手術になります。
脂肪をしっかり取っていく医師の技術もそうですが、長時間(3時間~4時間)にわたり脂肪を吸引していくにあたって、医師の「患者様のご満足頂く為に真摯に頑張る」といった姿勢も大切です。
すなわち、担当する医師には「心」「技」「体」が求められます。
「心」の部分に関しては、カウンセリングやHPでクリニックや医師の診療姿勢を良く見極めて下さい。
「技」に関しては以下に説明させて頂きます。
脂肪吸引の手術は、脂肪層を見極めながら吸引していく医師の熟練した技術が求められます。
単純に少量しか吸引しないような脂肪吸引では、さほど医師に技量は必要ありません。
そして術後の負担も少ないですが当然、効果も出ません。
凸凹しないようにしっかり吸引するのと、簡単に少しだけ吸引する脂肪吸引とでは雲泥の差が出ます。
詳しくは以下の記事で説明していますので、興味のある方はお読みください。
当院では脂肪吸引において術前後のサイズ計測を行い結果をきちんとお伝えします。

皮膚が凸凹になってしまった
脂肪吸引をする際には、浅い層の脂肪を吸引し過ぎると凸凹や合併症の原因になってしまいます。
その為、医師は脂肪層を見極め吸引していく必要があります。
まずは、LFDの脂肪層をしっかり吸引して、その後皮下脂肪をしっかり吸引していきます。
脂肪層を見極めずむやみやたらに吸引すると、浅い層の脂肪を吸引し過ぎて凸凹の原因となってしまいます。
また、このような失敗例に関しては修正が困難になります。
層を見極めて、しっかり吸引を行うには熟練した技術が必要になるのです。
部分的に凹んでしまった
上記の部分は凹みやすい部分となります。
元々凹んでいない方の場合でも、お尻にキュッと力を入れると凹む方も少なくありません。
この部分は太もも脂肪吸引の外側部分にあたるところです。
術前のデザインの段階でこの部分の凹み具合をチェックしたうえで、吸引の際に必要に応じて加減する必要があります。
しっかり吸引を行う際にも、取るべきところはしっかり吸引し、加減すべきところも考えて吸引をしていく必要があります。
この部分に関しては知識に乏しい医師も多いようで、知識を持たずむやみにとりすぎると起こり得る失敗例となります。
万が一、なってしまった場合には、お尻上部の脂肪を吸引して凹んだ部分に移すことで、ある程度の修正が出来る可能性もあります。
傷跡が目立つ
脂肪吸引の際には数ヶ所に5ミリ程度の傷跡が出来ます。
擦り傷などの跡が意外と長く残ってしまうように、体の傷跡は顔の傷跡に比べ目立たなくなるまでの期間は長い部位といえます。
患者様の心理を考えた時に、脂肪吸引をした証拠は残したくないという心理があります。
その為、擦り傷の跡なら気にはならないはずなのに、脂肪吸引の傷だと、早くなくなってほしいという心理上から気になり易いものであると思います。
その為、小さな傷とは言え細心の注意を払う必要があります。
水の森美容クリニックの傷跡に対する工夫
脂肪吸引を行う際には、数か所の傷口(数ミリの大きさ)よりカニューレを通して吸引をします。
この傷口をカニューレが何回も通過する為、創部が摩擦により色素沈着ができやすくなります。
当院では、傷口をスキンプロテクターで保護することで、創部にダメージを与えないように吸引していきます。
また、傷口を目立たないようにきれいにするには、医師の縫合技術も大切です。
以下の図のように、真皮、表皮を見極め適切に縫合することで、創部を綺麗に仕上げます。
傷口やその周りの組織に引っ張る力が加わると傷口は盛り上がりやすくなります。
そのため外から見えない内部もしっかりと縫合することで、長期間引っ張る力を軽減させ、傷口の盛り上がりを防ぎます。
盛り上がってしまった傷跡に対して
通常の傷跡でも気になってしまう方に関しては、経過で見て頂かなくてはいけませんが、傷跡が盛り上がってしまうケースがあります。
盛り上がってしまう原因としては、患者様の体質による場合と縫合の技術による問題の2パターンが考えらえます。
盛り上がってしまった場合に関しては、体質の問題なのか、医師の縫合技術によるものなのかは判定できませんが、技術的な要素で起こり得ている場合も少なくはないといえます。
当院で起こり得る可能性は少ないとはいえゼロではございません。
この場合には術後にケナコルト注射を打つことで改善しますので、アフターケアとして無償で対応させて頂いておりますのでご安心下さい。
たるみやしわができてしまった
脂肪吸引の術後における患者様の不満に、「たるみが出来た」「しわが入った」などという声があります。
脂肪吸引を行う事により脂肪がなくなると皮膚が余ります。
しかし、皮膚は収縮力がありますので、ある程度のボリュームダウンまでは、それに合わせて皮膚も収縮しますのでたるみは出ません。
過度に脂肪が付いている場合や、年齢的に元々たるみのある場合では、多少たるみが増したりしわが入ったりする可能性があります。
これらの場合に関しては術前の医師の説明が必須であると思います。
実際、太ももという部位はたるみが出にくい部分であるのと、たるみといってさほど強いたるみが出るケースは稀ですので、術前に説明がなされていれば、患者様も気にされることは少ないように思えます。
また、患者様の希望があればたるみを抑えるために加減して吸引することもできます。
たるみに関しては脂肪吸引を行ったから出るというものではありません。
通常にダイエットで痩せた場合でたるみやしわが出来てしまう事があります。
皮膚の収縮力を超えたボリュームダウンがあれば、脂肪吸引にせよダイエットにせよたるみが出てしまうというものになります。
その為、たるみが出そうな患者様に関しては医師のインフォームドコンセントがとても大切といえます。
技術力と明朗会計への挑戦
色々なクリニックのHP を見ても分かるように、太ももの脂肪吸引の料金はクリニックによって様々です。
安いところで、25 万円~、高いところでは、150 万円ほどとなり、平均はおよそ67 万円ほどのようです。
クリニックによって同じ太ももの脂肪吸引でも料金に幅があります。
ここで、2点考えなくてはならない点をご紹介します。
脂肪吸引の料金と技術は比例しない
美容外科は自由診療ですので、価格はクリニック独自の考えのもとに設定されています。
その為、高いから技術が良い、安いから技術が悪いという事にも繋がりませんし、その逆でもありません。
大事なのは、カウンセリングを聞いてクリニックの診療姿勢や医師の技術力を見極める目を持って判断する事です。
以下の記事で詳しく説明しているので興味のある方はご参考ください。
美容整形の費用のカラクリ ~クリニックではどのように価格を決めているのか︖~
ホームページの料金と違う
美容外科は営利の要素を追求し過ぎるため、関心出来ない商法を行うクリニックも少なくありません。
広告上には安価な値段が記載されていても、いざ来院してみると様々なオプションを勧められたり、高いプランを勧めたりして、少しでも高い金額を請求されるパターンも多いのが現状です。
大手の美容外科が率先して、このような事を行っている為、決して大手だから安心という考えは間違いです。
電話での問い合わせの時点で明確に料金を伝えてもらえない時やHPの価格表が見にくいときなどは不必要なオプションやプランを勧められるケースも多いので注意しましょう。
以下の記事で詳しく説明していますので、興味があればご参考ください。
安い脂肪吸引のほうでは効果がないと言われたので高額なプランにしたがあまり痩身効果が得られなかった
水の森美容クリニックでは、患者様にとってリーズナブルな料金設定で、少しでも多くの患者様に当院のサービスが届くようにという考えのもとで行っております。
価格に関してはHP記載の価格( 血液検査代、圧迫物購入代のみ別途)で明朗会計になっておりますので、ご安心下さい。
サイズ
変化
●太ももつけ根
-9.5cm
(53.5cm → 44cm)
●膝周り
-7cm
(42cm → 35cm)