二の腕・背中の
脂肪吸引

部位ごとの特徴と施術方法

• 振袖（ふりそで）

  赤く示した部分を振袖（ふりそで）と言います。
  腕の太さや脂肪でお悩みのほとんどの方が、この部分が大きく膨らんでいたり、垂れてしまっています。

  腕を伸ばした際に目立ってしまうので、この振袖部分を取り残しなくしっかり吸引することで二の腕全体が細くなり、見た目の印象も良くなります。

  

• 肩の張り出し

  肩の張り出しは、腕を身体につけた際に腕の後ろ側の膨らんだ部分と肩の部分になります。
  横や後ろ姿の印象にも関わってくるため、気にされる方も多い部分です。

  振袖部分と合わせて肩の張り出しを取り除くことで、より二の腕が細くなるとともに肩回りもすっきりし、華奢な印象に見えます。
  当院では、振袖部分と合わせて肩の張り出しも吸引します。
  他院では振袖部分のみの吸引で、肩周りの脂肪を取り除かないまま終わってしまうケースも多くあります。

  

• つけ根・背中

  つけ根・背中部分は、腕を閉じた際に膨らむ赤く示した部分です。
  この部分の脂肪を無くすことで、後ろ姿がより一層すっきりとした印象になります。

  他のクリニックでは、この部分が二の腕の脂肪吸引に含まれていないことが多いため、再度当院へ吸引をご希望される患者様もいらっしゃいます。
  当院では、脂肪のつき具合を確認し、腕・肩・背中と全体のバランスやラインを綺麗に見せられるようご提案しています。

  

• 上部（力こぶ側）

  二の腕の上部（力こぶができる部分）にも脂肪がついている場合には、
  この部分を吸引することで、より腕全体を細くすることが可能です。

  二の腕上部は、脂肪があまりついていない場合もあるため、事前のカウンセリングで状態を確認したうえで、効果が見込める場合にご提案をしております。

  

ダウンタイム・術後の経過

二の腕の脂肪吸引後の経過、ダウンタイム中に生じる症状について解説いたします。

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  術後の痛み

  施術の翌日～１週間ほどは筋肉痛に似た痛みが生じることがあります。
  術後２週間ごろから痛みは徐々に落ち着いていきます。
  痛みの感じ方には個人差があり、少し触れるだけでも痛いと感じる方や、拘縮によるツッパリ感が痛いと感じる方などさまざまです。

  そのため、痛み止めの飲み薬をお渡ししますので、服用していただきます。
  術後は安静にし、お薬で痛みをコントロールできますのでご安心ください。

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  腫れ・むくみ

  腫れ・むくみのピークは、術後1～2週間ほどです。
  二の腕の脂肪吸引では、腫れやむくみが重力で手の甲や指先などに生じやすくなります。
  脂肪の吸引量、体質、施術後の過ごし方（動く頻度）などによっても異なります。

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  患部に水が貯まる

  まずはじめに、お水が貯まること自体は悪いことではありませんのでご安心ください。

  

  脂肪吸引で脂肪を取った部分は空洞になります。施術後、空洞になった部分の組織と組織をくっつけるため圧迫物を着用します。
  たくさん脂肪を吸引すると空洞部分が大きくなる為、そこに麻酔液や浸出液が溜まりやすくなり、水が溜まる状態になります。
  患部に水が溜まってしまった場合、無料の検診にて水抜きを行います。
  水抜きも医師・看護師が丁寧に対応いたしますのでご安心ください。

  

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  内出血

  内出血は、術後2～3週間ほどで落ち着いてきます。
  むくみと同様に重力によって、ふくらはぎや足の甲などに出る場合があります。
  初めの１週間前後は赤黒く濃い内出血、その後黄色へと変化していき徐々に消えていきます。脂肪の採取量や体質によっても個人差があります。

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  硬さ・つっぱり感（拘縮）

  術後１～２週間ごろから皮膚が硬くなり始めます。
  この硬くなる現象を瘢痕拘縮（はんこんこうしゅく）といいます。
  傷が治っていく過程で、一時的に起こる症状です。
  二の腕の脂肪吸引後は、特に振袖部分が硬くなりやすく腕を上げにくくなります。
  施術後1ヶ月を経過したら、痛みのない程度にマッサージなどで硬さやツッパリ感を和らげてのも効果的です。
  ※施術から1ヶ月以内にマッサージを行ってしまうと、皮膚のデコボコの原因になりますのでお控え下さい。

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  しびれ・感覚の鈍さ

  しびれや感覚の鈍さは、施術直後から術後3ヵ月～半年かけて徐々に改善していきます。
  二の腕のを揉んだ際にピリッとしびれたり、感覚の鈍さを感じる場合がありますが。いずれも日常生活に支障は無い程度です。

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  傷・傷跡

  吸引部分の傷は、術後1ヶ月前後は赤みがあり、以降は徐々に消失していきます。
  吸引部位の傷は、目立たない部分にありますが必要以上に傷を触ってしまうと、傷口が盛り上がってしまう可能性がありますのでご注意ください。

  傷跡の位置

  二の腕の脂肪吸引では、脇下とひじの上の合計4ヶ所に傷跡ができます。
  衣服で隠れる部分で、傷跡の赤みや大きさも最小限に抑ておりますのでご安心ください。
  他院では傷跡が2ヵ所の場合もありますが、その場合1方向からの吸引しか行えず、効果が不十分になりがちです。そのため、再度吸引を行うと傷跡もなかなか消えない状態になってしまいます。

  

二の腕・背中の脂肪吸引の
よくある質問

• 傷口はどこにできますか？

  肘関節の少し上のほうと腕の付け根に左右2ヶ所ずつ、計4ヶ所できます。

• 二の腕の範囲は全周なのですか？

  肘関節の少し上から脇にかけて、いわゆる振袖の部分をとってくる形となります。また、背中の一部とは腕の付け根から肩甲骨にかかる辺りまでとなっております。
  詳しくお知りになりたい方はカウンセリングにお越しいただければより詳細にご説明いたします。

• 肩が張っていて筋肉質に見えるんですが、女性らしいラインになりますか？

  二の腕の脂肪吸引においては、一部、肩にかけての脂肪吸引も行います。
  ただし、肩は吸引しすぎると、逆に筋肉のラインがはっきり見えたり、凹凸感が出やすいことなどがあるため、事前の診断が必要となります。

• ワキのお肉が気になるんですが、とってもらえますか？

  脇の脂肪というと腕の付け根ということでしょうか。二の腕と背中の一部、のセットでは脇の付け根の部分から一部背中(肩甲骨付近)にかけてが吸引範囲となっていますので含まれて降ります。

• デスクワークなんですが、支障はありませんか？

  直後は痛みや腫れで多少の不自由さはあるかもしれませんが、無理のない範囲での作業でしたら差し支えありません。

• 術後は重い荷物をもてますか？

  術後に荷物を持つのに明確な基準は無いのですが、基本的には患者様ごとに痛みの程度に応じて無理のない範囲で行って頂いております。
  痛みや突っ張り感が強いうちは無理をせずにおさまってからが良いでしょう。また、動きによる圧迫物の食い込みには充分注意してください。