サノレックスの特徴
1日1回飲むだけで食欲が減退し体重を減少させます。
ご注意いただきたいこと
- 体重減少を目的としますので、気になる部分を細くする脂肪吸引とは概念が異なります。
- 体質によって効果がない方もいらっしゃいますのでご了承ください。
●医師の処方するやせる薬(サノレックス)
医療用の食欲抑制剤であるマジンドール(商品名:サノレックス)は脳の視床下部にある食欲中枢に作用し、食欲を抑制します。
又、ノルエピネフリン用の作用があるためエネルギー代謝を促進させるため、一日中何にもしなくてもエネルギー消費量が増えることになります。
サノレックスは化学構造上「アンフェタミン透導体」に属します。
アンフェタミンは身体依存の副作用があります。
しかし投与後2~6ヶ月程で効かなくなってくるのが現状で実際の処方での身体依存はないようです。
ただし安全のため、処方期間は連続3ヶ月までとします。
●副作用
口渇、便秘、睡眠障害、胃部不快感などの症状が報告されておりますが、実際の処方の現場ではまず問題ありません。
●以下の患者様には投与できません
緑内障、重症高血圧、薬物、アルコールの乱歴のある方、統合失調症の方、妊娠、授乳中の方
やせる薬(ゼニカル)
ゼニカルの特徴
1日3回、食中または食後に1錠服用することにより、食事で摂取した脂肪分を吸収せず体外へ排泄させます。
朝食、昼食など軽めのお食事を摂られる場合は服用する必要はございませんので、脂分の多い食事を摂取された時のみ服用して頂いて構いません。
ご注意いただきたいこと
- すでに付いてしまっている体脂肪には効果はありません。
- 服用中はビタミン不足になる可能性が高い為、意識的にビタミンを摂取することをお薦めします。
●医師の処方するやせる薬(ゼニカル)
ゼニカルは、食欲を抑えて体重を落とすのではなく、体内に脂肪を取りいれることを阻害する働きがあります。
脂肪は、すい臓から分泌されるリパーゼという酵素によって分解され、吸収されます。
ゼニカルはリパーゼの働きを抑え、脂肪の吸収を抑制する為、吸収されなかった脂肪分は便として対外へ排泄されます。
食事と併せて服用することにより、食事中に含まれる脂肪分の30%を体内で吸収されることを抑制します。
●副作用
- 頻繁に便意をもよおす可能性
- ガスによる胃腸の膨満や放屁
- 脂肪分や油分を含んだ排便
- 脂溶性のビタミンA・D・E・K不足
●以下の患者様には投与できません
- 特発性脂肪便症や熱帯性スプルー症などの、必須栄養分の吸収に障害のある方
- オーリスタット(ゼニカルの主成分)やカプセルに含まれているその他の成分にアレルギー反応を起こす方
- 妊娠、授乳中の方