水の森で脂肪吸引の死亡事故はあった?真相から原因まで徹底解説
2023.05.03
2023.12.26
小顔・フェイスライン 痩身・ボディ
先日たまたまGoogleで「脂肪吸引 死亡」と検索すると、「脂肪吸引 死亡 水の森」と関連の検索結果で当院が出てきまして、非常にびっくりしました。
この真相について解説いたします。
Contents
死亡事故は開院以来0件
結論から言うと、当院は開院して約20年になりますが、脂肪吸引問わず死亡事故が起きたことは一度もございません。
どうしてこのような関連検索で出てきたか調べたところ、2017年に名古屋で脂肪吸引の死亡事故があったようで、当院は名古屋が本院であり脂肪吸引の施術件数が年間1,000件以上あることから憶測として当院がそのクリニックの候補として上げられたのかと考えております。また一部のSNSで、根拠のない憶測が広がったのが原因と思われます。
2017年12月24日毎日新聞の記事よりhttps://mainichi.jp/articles/20171225/k00/00m/040/031000c
どうして脂肪吸引で死亡事故が起こるのか
脂肪吸引で死亡事故が起こる原因について説明していきます。
脂肪吸引における医療事故の原因については、こちらの動画でも解説していますのでぜひご覧ください。
脂肪吸引での死亡事故の原因
まず、脂肪吸引による合併症の頻度自体は非常に低いと報告されており、死亡率に関しても0.02%以下となっております。
一方で、具体的な脂肪吸引による死亡事故の原因としては、腹腔内臓器損傷、肺塞栓、脂肪塞栓、リドカイン中毒、感染(壊死性筋膜炎)が報告されています。
このうち、腹腔内蔵器損傷に関しては、術前にヘルニアや腹部手術歴の見落としや医師の技術が原因とされています。
脂肪吸引の合併症の原因
合併症として注意が必要なのは深部静脈血栓症、肺塞栓症(エコノミークラス症候群)、脂肪塞栓症といった合併症です。肺塞栓症に関しては、脂肪吸引特有の合併症ではなく、全身麻酔を行なうすべての手術で共通する合併症となります。
安全性の高い脂肪吸引を実現するための当院の取り組み
徹底した安全管理
当院では術前のカウンセリングや検査を確実に行なうことや、モニター制度を通し医師の技術を十分に確立してから患者様へ施術を行うため、安全性の高い脂肪吸引が実現できています。
また、脂肪塞栓症への予防として、大量の脂肪吸引量や手術時間の長さがリスクの要因となるため、事前に脂肪吸引量が5Lを超えることが予測される患者様に対しては、施術を2回に分ける、または1部位の吸引量を控えめにするなどの対応しております。
脂肪吸引の合併症への対策
合併症の対策として、当院では弾性ストッキングの着用に加えて、術前にリスクの高い患者様に対して、必要であれば手術の中止や麻酔科医師の管理を行なっております。
合併症に一つとしてあげられる局所リドカイン中毒に関しても「チューメセント麻酔」を行なうことで、適量の麻酔濃度の維持に努めておりますので、中毒症状が出る可能性は限りなく低くなります。
加えて術後の感染症の発症を抑えるために、術前の抗生剤投与を感染症対策として行っています。
脂肪吸引の症例写真
お顔の脂肪吸引
二の腕の脂肪吸引
お腹の脂肪吸引
太ももの脂肪吸引
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2023.05.03
2023.12.26
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監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医