診療項目脂肪吸引・痩身
ドレナージ
通常、脂肪吸引の手術では、手術終了後に使用した麻酔液や血液などを傷口から絞り出して当日縫合を行います。
しかし、手術で使用する麻酔液は太ももで2000~3000cc、お腹で2000cc程度の量を使用する為、全部絞り切れるものではありません。
その為、当院では手術当日に傷口を縫合せず、一晩かけて水分を外に出して翌日に縫合を行います。これをドレナージと言い、これにより極力腫れが出ないよう工夫しております。
当日に縫合する場合
手術当日に縫合する場合、ある程度絞り出すことはできますが、完全には出し切れないため、水分が残った状態のまま縫合していきます。
ドレナージ(翌日縫合)の場合
手術当日は、傷口を縫合しない状態で包帯圧迫を行います。翌日に縫合することで、一晩かけて傷口から麻酔液が出て行ってくれるため、大幅に腫れを抑えることができます。
ご自宅ではベッドのシーツが汚れないようにカッパを装着していただいております。
ドレナージのメリット
•溜まっている水分を体外に出してから縫合するため、腫れを極力抑えることができる。
•翌日に検診を行う事で、包帯圧迫による食い込み等のケアが早期に対応できる。