サブシジョン

サブシジョンとは

サブシジョンでのクレーター治療はオプションとしてヒアルロン酸注入を併用していただくことをおすすめしています。
サブシジョンは、クレーター状のニキビ跡に対して有効な治療ですが、1回の施術だけで完治することは困難です。一度硬い線維と皮下組織の癒着を切断・剥離しても、再び組織が皮下組織に再癒着する可能性が高いため、複数回の治療を重ねる必要があるケースがほとんどです。
剥離したニキビ跡と皮下組織の間にヒアルロン酸を注入することで、組織の再癒着を防ぎ、さらにヒアルロン酸自体の凹みを持ち上げる効果によって、1回あたりの治療効果を高めることができます。

クレータ―肌の原因と種類

ニキビが重症化し炎症が肌の真皮層にまで広がって組織を破壊してしまうと、肌が完全に修復できず、硬い組織作られ、皮下組織と癒着してしまいます。これによって皮膚が内側へと引っ張られることでクレーター状に肌が凹んでしまいます。
一度クレーター状になってしまった肌はターンオーバーやホームケアでは修復できないため、クリニックでの治療が必要です。

サブシジョンはすべてのニキビ跡（クレータ状のもの）に適応するわけではありません。クレーター肌は、主にローリング型、ボックス型、アイスピック型の3つに分類されます。サブシジョンはローリング型とボックス型のクレーターに対して有効な施術です。

施術の頻度と組み合わせ

サブシジョンは1回の治療で深いクレータ肌を完治し、再発を防ぐことは困難です。そのため当院ではサブシジョンは3ヶ月に1回の治療間隔で3回程度繰り返すことを推奨しています。（ニキビ跡の組織の萎縮度合いにもよるため個人差もございます）

サブシジョンだけでも効果はございますが、ダーマペンやピコフラクショナルを組み合わせることで、硬くなっている線維を切断し、肌の回復・コラーゲンの生成が促されるため、より高い効果を実感していただけます。

サブシジョンの料金

※麻酔クリームは施術代に含まれています。
※ヒアルロン酸の注入量の目安…2×2cm：0.1～0.2cc、両頬：1.0㏄

ダウンタイムと注意事項