診療項目脂肪吸引・痩身
リサーフェイシング法
脂肪吸引を行う中で最も難しいのが皮下脂肪層の吸引です。
従来の脂肪吸引の原則はダイエットに反応しないLFDの脂肪層を吸引する事にありました。
しかし、実際にはLFDのみの除去では効果に乏しく、皮下脂肪層の吸引も行わないと高い効果が出ません。
しかし、繊維性隔壁に覆われた皮下脂肪層はむやみやたらに取ると凸凹したり、合併症に繋がってしまう部分です。
この皮下脂肪層をどこまで安全に、しっかり取れるかがクリニックによる効果の違いになります。
皮下脂肪層を沢山残せば安全ですが効果は少なく、むやみに取りすぎれば凸凹や合併症に繋がります。
当院では、上記で説明したクリスクロス法を用いて的確に脂肪を除去したうえで、最後に細かい脂肪も除去して、これ以上ないというところまでの吸引を実現させております。
この最後に細かい脂肪を取り去るテクニックがリサーフェイシング法となります。
<脂肪吸引の手順 リサーフェイシング法まで>
生理食塩水で薄めた麻酔液を脂肪層に注入して、脂肪を軟らかくします。
軟らかくした脂肪を、LFDの層から吸引していきます
LFDを吸引した後、皮下脂肪層の脂肪を吸引していきます。
通常はここで終了
リサーフェイシング法でさらに
ギリギリの層の脂肪を吸引していきます!
最後の細かい脂肪層を吸引する際に、麻酔液を散布し洗いながら吸引をしていくことで、ムラがなく皮膚の裏側にダメージを与えないようにして、細かな脂肪を滑らかに吸引しきることができます。

リサーフェイシング法を行わず、無理に吸引すれば凸凹や色素沈着、潰瘍などの合併症の原因となります。
