二重整形は痛い?痛みと対処法について埋没法・切開法それぞれ解説
2023.11.27
2024.04.09
お目元
一重や奥二重を理想の二重に近づけたいというご希望のもと、二重整形を受けられる方が多くいらっしゃいます。一方で、二重整形の施術中・術後の痛みが心配というお声もよく耳にします。
そこで今回は、二重整形の痛いのか?術後の痛みなどについて解説いたします。
無料カウンセリングでは、二重整形の気になることに医師が丁寧・親身にお応えいたします!
二重整形について
まず初めに、二重整形の基本的な部分について解説いたします。
二重整形には、広く一般的に知られている施術方法として二重埋没法と二重切開法の2種類があり、それぞれの施術でまぶたに二重の仕組みを作ることで、理想に二重に仕上げていきます。
一重の仕組みと二重の仕組み
一重と二重の仕組みについてご説明いたします。二重整形を受けられる前に、予め一重と二重ではまぶたの構造がどのようになっているのか理解していただくことで、二重整形の際によりイメージがつきやすくなります。
一重の仕組み
瞼板(A)と言われる組織に眼瞼挙筋(B)といわれる筋肉が付着しております。
この眼瞼挙筋(B)が瞼板(A)を引き上げる事で目が開きます。
(A)が引っ張られると相対的に皮膚は②の方向へ垂れ下がってしまう為、黒目があまり見えていない状態となります。
二重の仕組み
二重になる方は眼瞼挙筋の枝が皮膚の方まで伸びて付着しています。
眼瞼挙筋(B)が瞼板(A)を引っ張って開眼する際に、同時に眼瞼挙筋(B)の枝が皮膚を引き込んできますので上図の様に折り重なりが出来て二重となります。
この時Cの地点(瞼縁といいます)が上に持ち上がる事で黒目が大きく見えます。二重になる事で黒目が大きく見えたり睫毛が上に持ち上がって目が大きく見えるということになるのです。
二重埋没法と二重切開法について
続いて、二重埋没法と二重切開法の施術の概要について簡単にご紹介いたします。
二重埋没法と切開法の主な違いについて、上図でもまとめておりますが埋没法は切らない二重整形、切開法はその名の通り切開を伴う点が大きな違いになります。
二重埋没法
二重埋没法は、二重にしたい位置に糸を掛けて二重の仕組みを作る手術です。
メスで切開を行わない“切らない”二重整形で、施術時間は約15~20分ほど、ダウンタイムも1~2週間ほどと負担も少なく手軽に二重を作ることができる施術として、初めて二重整形をご検討される方におすすめの施術です。
二重切開法
二重切開法は皮膚を切開し、内部の脂肪や筋肉を適切に処理することで、半永久的に取れない二重を作り出す施術です。
埋没法に比べ安定した二重ラインの維持ができる一方、ダウンタイムが二重埋没法に比べると長い特徴があります。
二重整形の痛みについて
ここからは二重整形における痛みについて解説いたします。
患者様の多くは、【二重整形の施術中】・【ダウンタイム】での痛みについてご不安を感じられる方が多くいらっしゃいます。それぞれの場面における痛みと対処法についてご紹介いたします。
二重整形の施術中の痛みについて
埋没法や切開法を施術中(糸で二重を作ったり、切開をする際)に、*痛みを感じることはほぼございません。
唯一、患者様によって痛みを感じやすい場面でいうと、施術前にまぶたに局所麻酔を打つ際です。注射器を使用するため、針のチクッとした痛みが少しあります。
注射がどうしても苦手な方、針の痛みがご不安な方に、当院では笑気麻酔(針を使用しない吸引タイプの麻酔)をご用意しておりますので、安心して二重整形を受けていただくことが可能です。
*あくまでも個人差がございます。
ダウンタイムの痛みについて
二重整形の術後、埋没法であれば1~2週間、切開法であれば数週間から数ヶ月ほどダウンタイムがあります。
施術直後は、施術時の麻酔が効いていたりすることもあり痛みは感じませんが、麻酔が切れてしまうとジンジンとした痛みを感じることがあります。また、日常生活の中でも飲酒・運動などで血行が良くなると傷口が痛むなどの症状が出る恐れがあります。クリニックによっては、術後痛み止めを処方してくれる場合もありますが、ご自身で準備しなければならないケースもあります。
当院では、施術を受けられた患者様に痛み止めを処方いたしております。また、痛み止めも施術料金に含まれておりますので、追加費用も発生いたしません。
二重整形のダウンタイムについても無料カウンセリングにて丁寧にご説明いたします!
ダウンタイム・痛みの対処法について
二重埋没法・切開法のダウンタイムや痛みの対処法についてご紹介いたします。
二重埋没法の場合
二重埋没法のダウンタイムでは、痛みの他に以下のような症状が出ることがあります。
症状と期間
症状:痛み・熱感・ゴロゴロ感・腫れ
期間:1~2週間ほど
対処法
・術後に麻酔が切れ、痛みを感じる場合には処方される痛み止めを使用してコントロールする。
・入眠時に、頭の位置を高くする
・アルコールや激しい運動、サウナなど血行促進することは落ち着くまで控える
二重切開法の場合
二重切開法のダウンタイムでは、痛みの他に以下のような症状が出ることがあります。
症状と期間
症状:痛み・熱感・腫れ・内出血・傷口の赤み
期間:【痛み・熱感】1週間程度/【腫れ・内出血】1~2週間程度/【傷口の赤味】3ヶ月
対処法
・術後に麻酔が切れ、痛みを感じる場合には処方される痛み止めを使用してコントロールする。
・入眠時に、頭の位置を高くする
・アルコールや激しい運動、サウナなど血行促進することは落ち着くまで控える
水の森美容クリニックの二重整形について
当院の二重整形は、患者様の理想の二重や綺麗な仕上がりに作り上げるだけでなく、術後のダウンタイムを短く、患者様のご負担を最小限にする工夫にも力を入れております。
そこで、埋没法・切開法それぞれの工夫についてご紹介いたします。
当院の二重埋没法の工夫
ダウンタイムを短く
ダウンタイムでの強い腫れや内出血、強い痛みは、主に骨格に合わない広さで二重幅を作ること、糸の食い込みが強すぎること、施術中の麻酔量が多すぎるなどが原因です。
当院では理想をお伺いしながら患者様ごとの骨格に合わせ二重幅をデザインし、連携の取れた素早い施術により、ダウンタイムが短く、日常生活に支障の少ない二重を実現します。
裏留めを行わない
二重埋没法の裏留めとは、糸を埋没させる際に糸を留めた部分がまぶたの表側にポコッ出ないように裏側で留める施術方法です。基本的に、まぶたの表側で細心の注意と技術をもって行えば留めた部分がポコッと出てしまうことはありません。
裏留めの糸玉の位置にあるミュラー筋は交感神経支配と呼ばれ、他の部分とは異なる神経の支配になっています。そのため、ミュラー筋に刺激を与えることは危険とされ、以下のリスクもはらんでいます。
・眼瞼痙攣(けいれん)が起こる
・術後の痛みが長引いてしまう
・埋没をやり直す際に、抜糸でミュラー筋が傷つくリスクがある
施術時の細かな圧迫止血
瞼に糸をかける際、針を瞼に通すため、少なからず出血する場合があります。
少量の出血でも、止血せずそのまま施術を続けると腫れの原因となり、多量の出血の場合、酷い内出血や腫れが強く出る原因になります。この場合、重要になるのは圧迫止血です。
当院では、施術を担当する医師と看護師がわずかな出血も見逃すことなく、必要に応じて圧迫止血を行います。そのため、出血による腫れを最小限に食い止めます。
水の森の二重埋没法については、ホームページにてより詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください!
当院の二重切開法の工夫
当院では二重全切開法を採用
当院の二重整形では「二重全切開法」を採用しております。全切開法は、瞼を全体的に切開するのに対して、部分切開は、一部分だけをわずかに切開します。
術後の傷跡を考えると部分切開の方が良さそうに見えますが、部分切開の場合、目頭から目尻まで二重のラインがしっかり作れない可能性が高くなってしまうのです。
また、全切開法は「 二重のラインが綺麗に出やすい」「後戻りを防ぐ」「術後の腫れを短くする」といったメリットもあり、患者様のご負担・ご不満のリスクを未然に防ぐことができます。
当院の二重全切開法については、竹江総院長が動画でも詳しく解説しておりますので、こちらもぜひご覧ください!
ダウンタイムを短くする麻酔と止血
切開し内部処理までしっかり行うと、どうしても腫れや赤みは生じます。そこで、当院では痛みを抑えながら麻酔量を最小限に抑えることで、術後の腫れを抑える工夫をしております。
また、出血も最小限に抑えるため、圧迫止血を細かく行うことで出血を最低限に留め、少しでも術後のダウンタイムや職場復帰を早める工夫を行っています。
豊富な施術実績と経験
開院から約20年を迎え、2023年には5院で埋没法・全切開法を合わせて年間2万2千件以上の二重整形を行いました。数多くの施術で磨かれた技術や施術体制により、ナチュラルで美しい二重を実現します。
水の森の二重全切開法については、ホームページにてより詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください!
水の森美容クリニックの二重整形の症例写真
二重埋没法の症例写真
二重埋没法のご予約はWEBから24時間可能!
二重全切開法の症例写真
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2023.11.27
2024.04.09
お目元
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医