ニキビ跡は自力で消せる?美容皮膚科医師が解説!おすすめの治療や症例写真も紹介
2024.02.07
2024.10.17
美容皮膚科
ニキビは治ったけれど、お肌にニキビ跡が残ってしまったという方へ、ニキビ跡の原因や治し方、赤みを消す治療方法を解説いたします。
目次
ニキビ跡に関する患者様からのお悩み相談
顔全体に出来たニキビを皮膚科で治療して、ニキビは治りました。しかし、顔全体に赤いニキビ跡や黒く色素沈着した跡や凹凸が残ってしまい、せっかくニキビが治ったのに顔を見ると気持ちが落ち込みます。ニキビ跡は綺麗に治すことはできるのでしょうか?
ニキビ跡でお肌が汚く見えたり、お化粧に時間がかかると気持ちも落ち込みますよね。
ニキビ跡は、ニキビで肌がダメージを受け、跡として残ってしまった状態です。自然に綺麗に消すことは難しいのですが、美容皮膚科での治療により、短い時間で改善することが出来ます。
ニキビ跡が出来ないようにするには、ニキビが出来た時のケアの仕方も重要です。
今回はニキビケアから、ニキビ跡の種類と原因、治療方法、できてしまったニキビ跡を治す方法を紹介いたします。
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ニキビ跡とは
ニキビ跡とは、毛穴の炎症(ニキビ)が鎮静した後に肌に残った跡です。ニキビの悪化具合・肌質・治癒力により、出来るニキビ跡の種類も様々で、色が残ったり、肌が凸凹になったりした状態を指します。
ニキビ跡の種類とニキビ跡の出来る原因
ニキビ跡は赤みのある跡や色素沈着、クレーター状の陥没した跡や盛り上がった跡など様々です。ニキビ跡の種類による症状や原因を解説します。
赤みのあるニキビ跡
赤みのあるニキビ跡を「炎症後紅斑」と呼びます。毛穴で炎症が起きた事により毛細血管が増えて肌が赤みを帯びた状態です。炎症が治まり肌が平らになっても赤みを帯びている状態ですが、たいていの場合は肌のターンオーバーを繰り返すうち、自然と消えていきます。しかし、皮膚の深いところまで炎症を起こしていた場合はなかなか赤みが消えません。
色素沈着のニキビ跡
ニキビの炎症が長引いた場合、ダメージから肌を守ろうとメラノサイトが活性化します。炎症が起きた箇所で大量のメラニンが生成される事により、薄茶色に色素沈着を起こしてしまった状態が色素沈着のニキビ跡です。
赤み同様にターンオーバーで色味は徐々に薄くなりますが、色素沈着が濃く残ってしまっている場合には色味が消えずに残ってしまう場合もあります。
クレーター状のニキビ跡
ニキビの炎症が真皮層まで拡がって、真皮の組織を壊してしまう事でクレーター状のニキビ跡が出来てしまいます。ニキビを雑菌のついた手で潰す行為はクレーター状のニキビ跡になる要因です。
一度クレーター状になったニキビ跡は肌のターンオーバーやホームケアでは治す事が出来ません。
盛り上がったニキビ跡
ニキビの炎症が真皮層まで広がり、皮膚が傷を修復しようとコラーゲンを異常に生成される事によってできてしまいます。盛り上がったニキビからケロイドになる場合もあり、これらは個人の体質によります。自然治癒は難しく、放置すると悪化してしまうため注意が必要です。
ニキビ跡の治し方・消し方
様々なニキビ跡に適した治療法を解説いたします。
赤みのあるニキビ跡の治し方・消し方
赤いニキビ跡はターンオーバーを促すことで大抵は自然に消えていきます。炎症が深い場合には皮膚科で処方される外用薬を用いて炎症を抑える方法が有効です。
美容皮膚科ではエレクトロポレーション(メソナJ)等で抗酸化作用のあるビタミンCを導入し、活性酸素を除去して皮脂の分泌を抑えたり、ターンオーバーを促すためにピーリングやウォーターピーリングを定期的に受けることもおすすめです。個人ごとの肌状態を診察して、肌に適した施術の受けられる美容皮膚科がおすすめです。
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色素沈着のニキビ跡の治し方・消し方
色素沈着のニキビ跡の場合も赤いニキビ跡同様にターンオーバーを促すことが効果的です。皮膚科では、「ビタミンC誘導体」「レチノイド」「ビタミンE」などの処方薬で炎症を抑えたり色素沈着を改善します。また美容皮膚科などのクリニックで、ピーリング治療やトーニングによる肌の再生サイクルを整えることもおすすめです。
色素沈着の色味が濃い場合は美容皮膚科での治療をおすすめします。色素沈着の根本となる色素を破壊できるレーザー機器(ピコレーザーなど)による治療が有効です。
クレーター状のニキビ跡の治し方・消し方
クレーター状のニキビ跡は、自宅ケアや処方薬での改善は難しく、美容皮膚科でのフラクショナルレーザーやダーマペン4での治療がおすすめです。
フラクショナルレーザー(ピコシュア)は、皮膚表面にレーザーで細かい穴を開け、傷を治そうとする細胞を活性化させ、コラーゲン生成を促すことでクレーターの凹みが滑らかになります。ダウンタイムは最長でも1週間程で徐々に肌が改善していきます。
ダーマペン4は、微細な針の振動により皮膚に穴を空けます。空いた穴を治そうとする治癒力を利用して肌の凹みを改善します。針で穴を開ける際に美容成分を併用することにより、肌の再生力もあがり、より効果的です。
クレーターが深い場合はどちらの施術も1度で改善するのは難しいため、何度か施術が必要となります。
盛り上がったニキビ跡の治し方・消し方
盛り上がったニキビ跡は自然治癒は難しく、そのまましこりになってしまう場合や、悪化してケロイドになる恐れもあります。皮膚の再生サイクルが通常ではないため、皮膚科での治療が必要です。
しこりとなったニキビ跡の場合は、真皮の再生を促すフラクショナルレーザーがよいでしょう。ケロイドとなってしまった際はステロイド軟膏による抗炎症効果や、エレクトロポレーション(メソナJ)等により抗炎症効果のある美容成分を肌に入れ込み、皮膚繊維細胞の増殖を抑えることが必要です。
自宅で出来るスキンケア・日常生活のポイント
ご自宅で出来るスキンケアや日常生活におけるポイントについてご紹介いたします。
洗顔方法を見直す
ご自宅ですぐにできることとして、毎日の洗顔方法を見直してみましょう。
ゴシゴシと強く洗ってしまうと、肌に摩擦や刺激が生じてしまい乾燥や肌荒れ、新たなニキビ発症の原因に繋がります。
洗顔をする際には、洗顔料をよく泡立てて肌に指が当たらないくらいに優しく泡を滑らせ、ぬるま湯で洗い流すようにしましょう。
清潔な手で肌に触れる
手を清潔にしたうえで肌に触れるようにしてください。
ニキビ・ニキビ跡がある場合、基本的にはなるべく肌に触れない方が良いですが、どうしても触れる触れる場合には、予め手を清潔な状態にしておきましょう。そのまま触れてしまうと、ニキビの悪化や炎症につながる恐れがあります。
保湿をする
肌が乾燥してしまうと、肌のターンオーバーが上手く行われずに角質が毛穴をふさいでしまうことがあります。
肌が乾燥すると、潤いを保とうと皮脂が過剰に分泌されるのですが毛穴がふさがれているため、正常に排出されずにテカリ肌や新たなニキビができてしまう恐れがあります。
普段から乾燥気味の方やニキビ・ニキビ跡が気になる方は、毎日の保湿ケアも欠かさず行いましょう。
美容皮膚科でニキビ跡を治す・消す治療法
美容皮膚科ではニキビ跡の状態によって治療方法も異なります。医療機器の特性やニキビ跡と機械の相性を見ていきましょう。
レーザー機器
ピコレーザーの機械で肌の内部に微細な空胞を作り、肌の再生を促すことで凹凸のニキビ跡の残った皮膚の下から新しい皮膚を再生させます。
CO2レーザーは肌表面にレーザーで傷を付ける事によって肌再生を促し、凹凸のニキビ跡等を改善させます。
IPL系のレーザーでは緩やかにメラニン色素を外へ排出させ、色素沈着のニキビ跡を改善します。
ピコレーザーの症例写真
ドクターコメント
こちらは、ピコシュア(ピコフラクショナル)の施術を1回行った症例写真です。デコボコが目立つニキビ跡に加ええ、毛穴の引き締め効果が見られます。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは肌の角質を剥がし、新しい皮膚再生を促します。
色素沈着してしまった皮膚や、赤みのあるニキビ跡の肌のターンオーバーを促進させて綺麗で新しい皮膚へ生まれ変わらせます。また、角質ケアも出来るため、新しいニキビが出来にくくなります。
ウォーターピーリング
ハイドラブースターはピーリング剤の水流で古い角質を浮かび上がらせて、吸引の力により角質と角栓を吸い取ります。
ピーリング剤で肌の再生力を促すため、赤みのあるニキビ跡や薄い色素沈着のニキビ跡を改善します。また、角栓を除去出来る機器なので、毛穴詰まりも解消されてニキビが出来にくくなります。
ハイドラブースターの症例写真
ダーマペン
2023年現在ではダーマペン4が最新の機器です。肌に微細な穴を開ける事によって、凸凹になってしまったニキビ跡などを肌の治癒力によって改善させる治療です。同時にケミカルピーリングや美容液を併用する事で肌の再生力が上がりダーマペン4単体を超える治癒力を発揮します。
ダーマペン4の症例写真
ドクターコメント
クレーター状のニキビ跡に加えて、色素沈着や赤みのあるニキビ跡の改善効果が見られます。複数回ダーマペンの施術を行うことで、より効果を実感できます。
ドクターコメント
こちらは、ヴェルヴェットスキン(ダーマペン4 + マッサージピール)の施術をされた男性患者様の症例写真です。色素沈着したニキビ跡の改善に加え、肌トーンが明るくなり美白効果も見られます。
エレクトロポレーション
赤みの強いニキビ跡はメソナJ等のエレクトロポレーションなどで鎮静作用のある美容液(ビタミンC導入体など)を肌深層に入れ込む事で炎症を抑え、ニキビ跡の悪化を防ぎます。
また、色素沈着を起こしたニキビ跡にも、メラニンを薄くして美白効果のある美容液の導入が改善に対して効果的です。
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美容皮膚科での治療後のアフターケア
美容皮膚科での治療はニキビ跡を改善するためにとても効果的ですが、お肌に一時的に刺激を与えます。術後の自宅ケアもニキビ跡を消す上でとても重要です。そこで治療後のアフターケアで気を付ける点を確認していきましょう。
日焼けをしない
紫外線は色素沈着を起こすメラニン色素の生成を促し、肌に刺激を与えて肌荒れを引き起こす原因となります。美容皮膚科治療後の肌の表面はとても薄く刺激を受けやすい状態です。紫外線によりニキビ跡を悪化させる可能性の他、ニキビ自体を作りやすい肌になってしまうため、紫外線対策をきちんと行う必要があります。
日が出ていないと感じても常に日焼け止めや日傘などで対策が必要です。
肌に刺激を与えない
前項でもお伝えした通り、美容皮膚科の治療後はお肌が刺激を受けやすい状態になっています。肌に余計な刺激を与える事でニキビ跡が回復せずに悪化してしまう可能性もあります。なるべく肌に刺激を与えない様に、普段と違うスキンケアの使用や、他の肌治療は肌の回復を待ってから行いましょう。
保湿ケアをする
治療後の肌は外部からの刺激を受けやすく、乾燥もしやすい状態です。ニキビ跡のあった箇所は炎症により既にダメージを受けている状態のため、肌の回復力を上げるためにもしっかりと保湿を心がけましょう。
摩擦をしない
肌治療の後、表皮が薄くなっている箇所は摩擦や刺激を与えないように注意しましょう。色素沈着のニキビ跡だけでなく、その他のニキビ跡の治療後であっても、薄くなっている皮膚に対しての摩擦は色素沈着をより増長させてしまいます。
なるべく肌には刺激を与えずに過ごしましょう。
美白ケアをする
刺激の強いスキンケアは避けた方がよいですが、ビタミンCの摂取や抗酸化作用や美白効果のある白玉点滴等、サプリメントや美容点滴で美白対策をする事もニキビ跡治療後のケアとして効果的です。
睡眠をしっかりとる
肌の再生に、睡眠は欠かす事が出来ません。ニキビ跡の改善だけでなく、ニキビも出来にくくなる肌の基盤を作る効果があります。質の良い睡眠を心がけましょう。
ニキビ跡予防と対処法
ニキビ跡を残さないためにはニキビの発生を避けるのが一番です。しかし、ニキビが出来てしまうのは仕方の無いことなので、できてしまった場合の対処法も解説していきます。
内服薬を服用する
ニキビが出来無いように予防するには「ビタミンB群」がお勧めです。
ビタミンB2・B6は皮脂分泌をコントロールしたり、皮膚を強くする働きがあります。
ビタミンCは肌の炎症を抑え、出来てしまったニキビを鎮静させる効果が期待出来ます。
ビタミンEはお肌のターンオーバーを促進し、ニキビ跡のある肌の再生サイクルをあげてくれます。
セラミドでバリア機能を高める
刺激を受けて肌が荒れ、ニキビが出来るのを避けられるよう、お肌自体を強くする必要があります。肌のバリア機能の基盤となるのが「セラミド」という成分です。セラミドの含まれるスキンケア用品を使用する事で肌荒れしにくいお肌を作ることができます。
水の森美容クリニックでは、セラミドが含まれたガウディスキンTAローションを取り扱っています。毎日のスキンケアに含まれていれば、手軽にセラミドを取り入れていくことができます。
ニキビ対策の内服薬やホームケア用品が購入できる美容皮膚科【水の森美容皮膚科】
水の森美容クリニックでのニキビ跡治療の特徴
肌の状態を可視化出来る
水の森美容クリニックにはVISIAという肌診断機があります。患者様個人ごとのお肌の皮脂腺の数や毛穴の数、炎症やシミなど様々なものを可視化して見ることができます。
毛穴の多い方や皮脂の多い方など、患者様個人ごとに合わせたニキビ跡の治療法のご提案が可能です。
ニキビ跡に合わせた施術を選択出来る
ニキビ跡にも様々なニキビ跡があります。
赤みを帯びたニキビ跡であれば鎮静作用とニキビの予防効果がある、メソナJのニキビコースやターンオーバーを促すケミカルピーリング。
クレーター状のニキビ跡の場合はダーマペン4とケミカルピーリングの複合施術やピコフラクショナル。
色素沈着のニキビ跡の場合にはピコトーニングやケミカルピーリング、ハイドラブースター。
ニキビ跡に合わせた治療が選択できます。
自宅ケアが出来る内服薬やスキンケア用品(ドクターズコスメ)も手に入る
美容皮膚科での治療後は自宅ケアの仕方がとても大切です。紫外線から肌を守るための日焼け止めや保湿機能を高めるスキンケア用品(ドクターズコスメ)、術後の肌の回復力を高めるものなど、術後のケアができるドクターズコスメが揃っています。また、お肌に必要な栄養を身体に届ける内服薬など、術後に肌をより良い状態に保つものが取り揃えられています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ニキビ跡が出来る前ニキビの発生を阻止できるのが一番ですが、ニキビ跡ができてしまった場合の対処法や治療の仕方をお伝えいたしました。
患者様のお肌の状態によって、選択すべき治療も変わってきます。是非お肌をしっかりと診断できる水の森の美容皮膚科にご相談下さい。
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ニキビ跡についてよくある質問
Q. ニキビ跡には、どのような種類と原因がありますか?
A. 主に4つの種類があります。①赤みのあるニキビ跡:毛穴で炎症起こることで生じる赤み、②薄茶色に色素沈着を起こしたニキビ跡:炎症が生じた箇所で大量のメラニン生成され、③クレーター上のニキビ跡:炎症が真皮層まで拡がり、組織破壊を起こすことで生じる、④盛り上がったニキビ跡:炎症を皮膚が修復しようとしてコラーゲンの異常生成で生じる
Q. 美容皮膚科で出来るニキビ治療には、どのようなものがありますか?
A. ピコレーザーをはじめとするレーザー治療、ケミカルピーリング、ウォーターピーリング、ダーマペン、エレクトロポーション(メソナJ)などが挙げられます。
Q. 治療後のアフターケアで大切なことは何ですか?
A. 術後のケアでは以下の点に注意しましょう。 ⓵日焼けをしない(UVケア)、②刺激を与えない、③保湿・美白ケアを欠かさない、④摩擦を避ける
Q. ニキビ跡を予防する方法はありますか?
A. 内服薬の服用です。おすすめは「ビタミンB群」で、皮脂分泌のコントロールや皮膚を強くする効果が期待できます。また、肌バリア機能の基盤となる「セラミド」を含むケア用品を使用するのもおすすめです。
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診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2024.02.07
2024.10.17
美容皮膚科
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
医師
水の森美容クリニック 美容皮膚科専門医師
金子 繭子
経歴
平成20年 昭和大学医学部 卒業
平成20年 昭和大学横浜市北部病院
平成22年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
平成24年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成24年 筑西市民病院 形成外科・皮膚科
平成25年 日本医科大学付属病院 形成外科
平成27年 日本医科大学武蔵小杉病院 形成外科
令和5年 水の森美容クリニック 美容皮膚科
所属学会
日本形成外科学会専門医
乳房再建エキスパンダーインプラント責任医師
日本形成外科学会 会員
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本創傷外科学会 会員
日本乳房オンコプラスティック サージャリー学会 会員