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  4. 糸リフトをやらなきゃよかった?失敗の原因とおすすめの治療法を解説

手軽にエイジングケアができると謳われる人気の「糸のリフト」。一方でひきつれが起こったり、思った以上に腫れが長引いた、すぐに元に戻ったなどの声も。

今回は糸リフトをお勧めしない理由について解説します。

糸リフトが人気の理由

一般的に言われるメリット

糸リフトは施術直後から効果を実感でき、メスを使用しないため傷跡が目立ちにくくダウンタイムが短いため、日常生活や仕事へ影響が少なくエイジングケアができる点がメリットと言われています。

糸リフトで使用する糸はPDO、PLA、PLLA、PCLなど様々なな種類の糸があります。糸によって持続効果等の違いがあります。

糸リフトをおすすめしない理由

糸リフトをおすすめしない理由は効果の持続性に対し金銭的な負担が大きいからです。

患者様からみて費用対効果が悪い

糸リフトは施術直後は確かに効果を感じやすいのですが、数ヶ月経つと元に戻るケースが非常に多く見られます。数ヶ月~1年程度で元に戻るものに対し数十万円をかけるのは効果の持続期間に対し、患者様からみて非常にコストパフォーマンスが悪いと考えております。

理論的に成り立たない手術

フェイスラインがたるむと二重あごになったり、輪郭がぼやけてしまい太ったように見えますが、患者様が気にしているたるみとは、皮膚が余っている状態のことを言います。

この状態に最も効果的な治療法は、皮膚を剥離し引き上げ、余った皮膚を切り取る「フェイスリフト」治療です。この治療法は解剖学的に理にかなっている手術です。

一方糸リフトの場合、引き上げた際余った皮膚はどこに消えるのでしょうか。

皮膚の引きつれは数ヶ月で元に戻る=タルミも戻る

フェイスラインのたるみを引っ張る際、毛の生え際辺りから糸を入れ頭側に引っ張り上げるのですが、引っ張り上げることによりヘアーラインの付近で皮膚がダブつく事になります。

服の余った袖をたくし上げることをイメージすると良いでしょう、たくし上げた部分に袖の余りが集中するはずです。

まさに、糸の手術とは、袖をたくし上げた状態を作り、タルミを引っ張り上げる手術になるのです。

【引き上げにより皮膚がダブついた様子】

その為、引き上げた分だけの余りが引きつれとなり、ヘアーラインのあたりに出来ます。

この引きつれを髪の毛でごまかしておくことになりますが、一生髪の毛でごまかしておくわけにはいきません。

ですが・・・その心配は無用なのです。

「どうして無用なの??」

皆さん疑問に思いますよね。

実は、皮膚のきつれは数ヶ月で元に戻るんです。つまりひきつれが戻るということは、同時にフェイスラインのタルミも元に戻ってしまうという事です。

引きつれがわからないように髪の毛の中で引っ張り上げる医師もいますが、これではフェイスラインから遠いところで引っ張るので効果は出ません。

糸の手術を行ったけれども全く効果が実感できなかったという事に繋がります。

どうして糸リフトをクリニック側は勧めるのか

クリニック側からすると効果の持続が短いため短期間で患者様がリピーター化しやすく、1回で数十万円の売上がたち、手技的にも簡単で人件費を抑えられる新人の医師でもできてしまうことから売上や利益が立てやすいことにあります。

また糸リフトでよくあるのは「あなたの場合たるみが強いから糸を追加しましょう」「もう一本いれたほうが引き上げ効果がありますよ」というアップセル行為です。

患者様からすると何本が適切か判断がつかないため、結局言われるがまま契約してしまうことが多くあります。

聞こえがよい治療に惑わされない

正直なところ、エイジングケア治療はある程度やはりお金がかかってしまう傾向にあります。しかし長い目で見た時に、糸リフトを2~3回して100万円近く払って数年で元に戻るよりも、タウンタイムが発生しても効果の持続性が高い外科的な治療を行うほうがコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。

一方、お仕事などでダウンタイムが気になる方であれば腫れや侵襲性の低い医療用のハイフやヒアルロン酸リフトなどを当院ではおすすめしております。

エイジングケア治療で大事なのは、無駄な治療はしないという事です。

糸の手術や再生医療など、美容外科が宣伝するエイジングケア治療には、聞こえが良いだけで効果のない治療が数多く宣伝されています。

こういった治療を受けてしまうと無駄に何十万というお金を浪費してしまいます。

本当に良いと思われる治療を選択する際の足かせとなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

「糸のリフト」4つの医療問題

1、日本人はプチ整形を好む気質にある

美容外科のニーズが増したとは言っても、韓国のように大半の人が手術を受けているのとは違います。多くの日本人は外科的な手術より手軽に出来るプチ整形を好む傾向にあります。すなわち、糸の手術は日本人にとって、とても受け入れられやすい手術なのです。

2、正しい医療技術を学べるクリニックが減っている

最近では正しい医療技術を患者様に対して行っているクリニックも少なくなり、新しく美容外科を志す医師達が、しっかり学べる医療機関が殆どないというのが現実です。

その為、美容外科医は増えたものの、正しい手術を行える医師というのはむしろ減ってきています。

3、営利目的のクリニックが増加している

手術を受ける患者様は、数少ない腕の良い医師のもとに集まりますが、その中の多数の患者様は簡単で手軽な手術を好む傾向にあります。

そのような心理傾向から、患者様の好む簡単な施術を未経験医師に覚えてもらい、手術をこなし儲けているクリニックがあります。

また、広告宣伝で集客した大量の患者様の手術をこなすことで成長してきた大手の美容外科もあります。

4、未経験医の知識不足

未経験から入ってきた医師は、自分の行っている手術が正しいか正しくないかの判断も出来ないため、美容外科はこういうものだという感覚で手術をこなしています。

上記は、現状の美容外科業界の問題点であると思います。

患者様が、今後安心して治療を受けられるようにしていくには、こういった風習を排除していかなくてはいけません。

問題点を改善していく為には、患者様が正しい情報を得て、見極める厳しい目を持つことが必要になってくるのだと思います。

当院のたるみ・しわ治療の症例写真

当院で行ったエイジングケア治療の症例写真をご紹介します。

水の森式ヒアルロン酸リフト

水の森式ヒアルロン酸リフトの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥61,600×注入本数(税込)

▹リスク・副作用:内出血

水の森式ヒアルロン酸リフトの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥61,600×注入本数(税込)

▹リスク・副作用:内出血

水の森式ヒアルロン酸リフトの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥61,600×注入本数(税込)

▹リスク・副作用:内出血

水の森式ヒアルロン酸リフトの詳細へ >

フェイスリフト

フェイスリフトの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥988,900(税込)

▹リスク・副作用:【ドレーン装着】…翌日まで
【痛み・熱感・腫れ・内出血】…1~2週間程度
【傷口の赤味】…半年から1年

フェイスリフトの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥988,900(税込)

▹リスク・副作用:【ドレーン装着】…翌日まで
【痛み・熱感・腫れ・内出血】…1~2週間程度
【傷口の赤味】…半年から1年

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医療用ハイフ

医療用ハイフの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥89,800(税込)1回

▹リスク・副作用:鈍痛・筋肉痛のような痛み・腫れ・赤み

医療用ハイフの料金・リスク・副作用

▹施術費用:¥89,800(税込)1回

▹リスク・副作用:鈍痛・筋肉痛のような痛み・腫れ・赤み

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まとめ

医師のカウンセリングで診察を受けた上でですが、当院ではしわ・たるみ治療ではフェイスリフト、ダウンタイムを抑えた治療をするのであればヒアルロン酸リフトやハイフをおすすめしております。

美容外科が増えたり、SNSで気軽に情報を取得できるようになったことにより、患者様自身でも正しく施術原理を理解して必要な治療と不必要な治療を見分ける知識がが求められるようになってきたと感じています。たるみやシワなどでお困りでしたらぜひ当院までご相談ください。

医師による無料のカウンセリング

診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。

2023.10.11

2024.11.22

監修医情報

医師

水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉

経歴

平成10年 東京医科大学医学部卒業

平成18年2月 水の森美容クリニック開院

所属学会

日本美容外科学会 正会員

日本美容外科医師会 正会員

麻酔科標榜医

BOTOX VISTA®認定医

ジュビダームビスタ®認定医

竹江渉医師写真

当院の医療広告ガイドラインについて