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二重術 術後 眠そうな目

二重術を受けられた方で、「眠そうな目になった」「幅を広く作りすぎた」など、イメージとは異なる不自然な二重になってしまったと、相談に来られる患者様も多くいらっしゃいます。また、これから施術をご検討されている方も、決して失敗はしたくないですよね。

今回は、不自然な二重幅になってしまう理由や失敗の原因は何なのか。

そして、失敗しないための注意点を詳しくご紹介していきます。

二重幅が広すぎ?眠そうな目でお悩みの患者様からのお悩み相談

患者様

二重術後、目の開きが悪く、不自然な目になってしまいました。

私は元々奥二重でしたが、10代の頃に二重切開法で二重にしました。

手術をしてもう10年近くになりますが、手術後1年経った頃から家族、友人、知人によく「眠たいの?」「眠そうな目をしている」と言われます。

眠くはないんです。

鏡で見てみると半分くらい黒目が隠れている感じです。

二重にする前は、そんなこと言われませんでした。

なぜなのでしょうか? 改善方法はありますか?

※患者様からのご相談より

※患者様からのご相談より

水の森美容外科 総院長 竹江渉

今回の患者様のお悩みは、二重切開法で目が眠そうに見えてしまった、ということですね。

おそらく二重の幅を広く作りすぎた事が原因であると考えられます。

日常の診療を行っていると、同じような失敗例の修正依頼が少なくありません。

二重手術における失敗例の多くが、患者様に合わない幅の広すぎる二重を作ってしまう事が原因によるものが多いように思えます。

以下、二重幅の決め方、目の開きの原理について私、院長竹江が詳しく解説いたします。

※こちらの記事も参考にされてください。

ドクターの診療日記二重切開の失敗

二重幅選びが“成功”と“失敗”の分かれ道

二重施術の際、患者様が最も注意すべき点は、二重の幅選びです。

「幅選びに始まり幅選びに終わる」というほど、二重の幅選びが“成功”と“失敗”の分かれ道です。

また、幅選びの際には、患者様も二重の構造を理解していただくことをおすすめします。

二重の構造をわからないまま、ただ広い幅の二重にしてしまうと失敗のリスクがとても高くなるからです。

1人ひとり「目の構造」は違うという認識を持つ

患者様の中でも、二重がどのような構造になっているかご存じの方は決して多くはないでしょう。

逆に、多くの方は二重幅の広さや形に意識が向いてしまっており、「広い二重幅にしたい」、「平行型の二重にしたい」というご希望をよく受けます。

しかし、1人ひとりの目の構造によっても作れる二重幅の限界値が異なるので、幅の広い二重になるか、より自然な平行二重になるかは、変わってきます。

施術の際に、患者様の目の構造を加味せず安易に広い幅で作りすぎると、今回のお悩みのような失敗につながってしまうのです。

二重 平行型 末広型

上記は、二重施術を受けられた患者様2名のお写真です。

どなたも、違和感のない自然な印象となっています。

当院では、カウンセリング時にしっかりと二重のシュミレーションを行い、患者様に最も適した二重幅をご提案しております。

二重の構造を理解して二重幅を決めていく

二重の修正依頼に来院される患者様から話をお伺いすると、

具体的な説明も無く、患者様のご希望を聞いて二重幅を決めているケースが多いようです。

前述のとおり、患者様も詳しい知識をお持ちでない状態ですので、失敗のリスクも高まってしまうことでしょう。

当院の場合、まずは患者様に二重の構造を目の解剖レベルからわかりやすくご説明します。

そして、ご希望の幅の他にも何パターンかの二重幅をシュミレーションを加え、それぞれの幅に対する説明を行っております。最終的にどの幅を選ぶかは患者様次第になりますが、予め二重の構造をしっかり理解して選択するとでは、仕上がりが大きく変わってきます。

二重の構造を熟知した医師かどうかを見極める目を養う

患者様ばかりが失敗のリスクを高めている訳ではありません。

広い二重幅をご希望する患者様が多く、医師自身も安易に広すぎる幅で作ってしまうケースが多いと思われます。

そして、二重の構造を熟知し、熟練した技量を持った医師が適切な二重幅のシュミレーションのうえ、施術を行うといったことも、意外と少ないのではないかという印象を受けます。

こちらの記事では、二重のシュミレーションの大切さについても記載しておりますので、ぜひご参考にしてください。

せっかく二重の手術をしたのに、しっかりと食い込みません。 取れてますか?原因は何ですか?どうしたら良いですか。

行った手術が二重切開法である場合は、残念ですが修正は難しいでしょう。

二重埋没法の場合であれば、修正は可能な事が多いので、信頼できる医師に相談してみると良いでしょう。

ハル

では、患者様がおっしゃる、「目を大きくしたい」「パッチリさせたい」とは何を指しているのでしょうか?

水の森美容外科 総院長 竹江渉

皆様なんとなくのイメージであって、どこをどうしたいという事を明確に答えられる患者様は少ないですね。

以下に二重の仕組みから説明していきますので、興味のある方はご参考ください。

一重まぶた・二重まぶたと黒目の関係

一重まぶたの仕組み ~黒目があまり見えない~

瞼板(けんばん)(A)といわれる軟骨のような硬くて細い板状の組織に、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)を開くための筋肉が付着しています。

この眼瞼挙筋(B)が瞼板(A)を引っ張り上げることで目が開きます。

瞼板(A)が引っ張られると相対的にまぶたの皮膚は②の方向へ垂れ下がってしまう為、黒目は皮膚が覆いかぶさり、あまり見えていない状態になります。

一重まぶたの仕組み

二重まぶたの仕組み ~黒目が大きく見える~

二重になる方は、眼瞼挙筋が枝わかれして皮膚のほうまで伸びて付着しています。

このような構造の場合、眼瞼挙筋(B)が瞼板(A)を引っ張り上げ開眼する際に、同時に眼瞼挙筋(B)の枝が、付着している皮膚を引き込むため、図のように折り重なりが出来て二重となるのです。

このときCの地点(瞼縁)が上に持ち上がることで、正面から見て黒目が大きく見えるようになります。つまり、一重の時には垂れ下がっていた皮膚を、眼瞼挙筋の枝が付着している部分の皮膚を引き上げることで、正面から見て黒目が大きく見えるようになるのです。

二重まぶたの仕組み
水の森美容外科 総院長 竹江渉

このように、二重になることで黒目がしっかり見えるようになることが、パッチリといわれる状態なのです。

広い二重幅だとなぜ“パッチリ”せず、眠そうに見えるのか?

では、なぜ二重幅を広く作りすぎると、パッチリしないのか?

その仕組みをご説明します。

以下の図を見てわかるように、皮膚が繰り込むことができるスペースには限りがあります。このスペースを、アイホールといいます。

二重の皮膚が食い込むスペース

このアイホールが狭い方の場合、広い二重幅で作ってしまうと十分に食い込むことができません。食い込めなかった分、瞼縁の位置が下がり、黒目の面積が少なくなってしまいます。

したがって、この状態だと眠そうな目になってしま︎います。

二重が適切に食い込んでいるイラスト

二重が食い込む事で、瞼縁の位置も上がり黒目をしっかり見えている。

二重が適切に食い込んでいないイラスト

骨にぶつかって二重が食い込む事ができないため、瞼縁の位置が上に上がらず黒目が見えていない状態。

以上の事より、アイホールの広さ次第で施術可能な二重幅が決まって参ります。

二重術で失敗しない二重幅の決め方のポイント

二重の構造や眠そうな目についてご紹介してきましたが、ここからは理想の二重幅は具体的にどのくらいなのか?幅の決め方についてお話していきます。

イメージと異なる仕上がりとなってしまわないよう、二重幅を決める際のポイントや注意点をご紹介いたします。

メイク時の二重幅に合わせると、スッピンでは不自然になってしまう可能性も

本来、美容整形はスッピンのお顔で行うものです。

というのも、よくあるケースとして、普段アイプチで幅の広い二重を作り、その上にメイクをかぶせて目を大きくしている方がいらっしゃいます。

そのような患者様は、アイプチで作っている二重幅を希望するケースがあります。

その幅で施術することは簡単ですが、必ず患者様には以下の事を伝えるようにしています。

「広い幅で二重にして眠そうに見えている状態でも、そこにメイクをかぶせる事により目は大きく見えます。ただし、スッピンでは不自然な眠そうな目になります

患者様の中にはスッピンでは不自然でも、メイクをすれば問題ないという、患者様の強い確信があれば良いでしょう。しかし、このことを理解し、納得しないまま施術をするとイメージと違うなどの失敗に繋がってしまいます。

患者様が希望するイメージでのパッチリとは二重幅を広くする事なのか黒目を見せる事なのか、患者様自身も整理して考える必要があります。

眠たそうな広い二重とは?【写真解説】

以下の写真は、二重切開法の術後1週間目です。

前述の通り、眠そうな広い二重のメイクなし、そしてメイクありです。

見てのとおり、スッピンでは不自然な眠そうな目でも、メイクしてカラーコンタクトなどを装着するとお目元全体としては大きく見えるのです。

幅の広い二重の女性

水の森美容外科では、二重幅の“番号”を採用

当院では、埋没法の手術を行う際に二重幅の決め方として“ 番号 ”を用いてシュミレーションを行っています。

水の森美容外科 二重幅 番号

上の画像のように、⓵番~③番までの番号を用いてシュミレーションをします。

①番:広い幅(不自然になりがちな幅)

②番:やや広い幅(1番人気の幅)

③番:狭い幅(黒目が1番大きく見える幅)

同じ番号で手術を行っても、瞼の厚みや目の開きなど目元の状態によって二重幅の見え方には個人差が生じてきます。したがって、1人ひとりの骨格やクセをしっかり見極めて、ミリ単位のシュミレーションを行います。

より詳しい内容については、ぜひこちらもご覧ください

水の森美容外科の二重幅の番号って何?(水の森美容外科公式サイトへ)

最終的に、どのような幅を希望するかは患者様の好みです

最終的には、感性は人それぞれです。周りから見て眠そうな不自然な二重でも、ご本人が気に入っているのであれば問題はありません。

また、患者様の中には眠そうな目になっても良いので、広い幅をご希望する方もいらっしゃいます。

しかし、詳細を把握しないままに、安易に広い幅で作ってしまう事が、今回のような失敗に繋がっている原因と考えられます。

二重術のカウンセリング時に注意すること

 1.カウンセリングでしっかり説明してくれる医師を選ぶ

当院に修正依頼で来院される患者様からのお話では、カウンセリングが数分で終わってしまうケースが多いようです。しっかり丁寧に説明をしてくれる医師を選びましょう。

できれば、二重の仕組みからわかりやすく説明してくれる医師ですと安心ですね。

2.幅選びは慎重に

ご希望の二重幅以外にも、何パターンかシュミレーションしてもらい、それぞれの幅について医師からのアドバイスを受けましょう。医師任せにせず、ご自身もよく理解して選ぶことが大切です。

こちらの記事もぜひ、ご参考にしてください。

色々なネーミングがついている埋没法、実はどの手術も差異はないのです

この記事で取り上げている二重の施術について、
詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

二重手術「埋没法」の施術(水の森美容外科 公式サイトへ)
二重手術「切開法」の施術(水の森美容外科 公式サイトへ)
目の総論(水の森美容外科 公式サイトへ)

当院で行っている二重術の工夫(二重埋没法)

では、当院の施術ではどのような点を工夫しているのか?

まずは、二重埋没法における失敗例やご不満に対する工夫をご紹介いたします。

 1.目を閉じた時に、縫ったところがポコッとならない

以下の図のように、二重埋没法では、瞼の裏側(A)・(B)から表側①・②へと糸を通します。

その後、(A)の針穴から(B)の針穴へと糸を通し、結びます。

この時、糸を通す際に皮膚を一緒に巻き込んでしまうことによって、ポコッとしてしまうのです。

当院では、結び目に皮膚を巻き込まないようしっかり糸を埋没させ、きれいな仕上がりになるよう行っています。

水の森美容外科 施術の工夫 二重埋没法

2.気になる左右差を微調整

左右対称の仕上がりすることは、常に医師にとっての命題です。

患者様の目の状態が左右で異なっていたり、事前の念入りなシュミレーションも行いますが、人の手で行う手術でもあります。

そこで、重要になってくるのが、手術前後の確認です。確認ができればすぐにその場で微調整も可能ですし、当院では0.5mmまでの誤差を微調整しています。

この確認を行うに際して、前提として当院の“腫れない手術”があってこそ成り立っています。

腫れないことによって、正確な確認ができるのです。

3.的確な提案をする

二重埋没法は、永久的な二重を形成することはできないため、手術から時間が経ち二重幅が多少狭くなることもあります。

そこで、患者様にはカウンセリングの中で、正しい情報をわかりやすくご説明すると共に、二重の仕組みをしっかりご理解いただいたうえで、二重幅のアドバイスをしています。

当院で行っている二重埋没法の解説動画です。

当院で行っている二重術の工夫(二重切開法)

1.汚い傷やガタガタな切開線を防ぐ

二重切開法の際、「傷が汚い=縫い方が雜」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、そうではありません。瞼の傷は、縫合すると目立たなく治ってしまうからです。

本当の原因は、内部処理が雜であると傷が汚くなってしまいます。さらに、この内部処理が雜になると、その後の縫合にも影響が出てしまいます。

当院では、正しく処理を行える高度な技術を持った医師が手術を行います。

2.広すぎる幅で後悔しないために

これまでにもご紹介してきましたが、他院様で幅を広く作りすぎてしまった患者様が来院されるケースもございます。

対応可能な場合もありますが、中には修正ができないケースもあります。

アイプチの幅や不自然な広い幅で作ってしまい、後々後悔しないためにも、当院では限界値を超えるような広い幅を希望される患者様に対して、最終確認を行います。

まとめ

大事なお顔を扱う美容整形の手術ですので、良いクリニックを選び、満足いく結果に繋がると良いですね。
安易な広告のキャッチフレーズに惑わされず、自身でも良く知識を身につけて医師を選びカウンセリングを受けることが大事です。

2022.04.15

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