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  3. 【最新】目の下のたるみ・クマ治療のリアル。5つの治療法と最近よくある〇〇法について徹底解説!!

様々な世代で悩まれる方が多い「目の下のたるみとクマ」。

年齢を重ねた方からお若い方まで、お悩みを抱えご相談に来られる方が多い施術の一つです。しかし、間違った治療を選択してしまうと、後からの修正が困難になるので注意が必要です。

今回はそんな「目の下のたるみ・クマ治療」について、その原因と治療法について解説します。

動画でもまとめておりますので、こちらもご参考に下さい!

目の下のたるみ・クマの原因

まず一般的にクマの種類は主に3つのパターンに分かれます。

①茶クマ・・・色素の沈着によるクマ

②青クマ・・・皮下組織が透けて見えるクマ

③黒クマ・・・目の下のたるみによるクマ

くまの治療は内服やレーザーなどが用いられることもありますが、実際そのような治療では改善がわずかです。お悩みのある大半の方は③が原因、または③にわずかに①、②が含まれるケースが多く、解決策としてはたるみの原因である「突出した脂肪」を平らに、フラットな状態にしてあげることが重要です。

たるみとクマの関係

目の下のたるみの原因は、筋肉が緩むことで生じた「突出した脂肪」です。 脂肪が突出し膨らみができることで、その下の凹みがクマ(影)のように見えます。原因となるこの脂肪を解決することがたるみ・クマの解決につながります。

脂肪が出てくる原因は、主に加齢と遺伝です。

年齢を重ねることで脂肪を抑え込んでいた筋肉(眼輪筋)が緩み、抑えが効かなくなると脂肪が突出します。お若くして脂肪が突出されている方は、遺伝などの理由で脂肪が滑って出てきやすい骨格と考えられます。ご両親のどちらかが同じ症状である可能性が高いでしょう。

目の下のたるみ・クマに対する治療法は、様々なクリニックが独自のネーミングを考え施術を行っていますが、治療の原理は基本的に変わりません。

それぞれの治療法について解説していきます。

主な5つの治療法

美容クリニックで行う治療法は基本的には以下の5つです。

  1. ハムラ法
  2. 裏ハムラ法
  3. 下眼瞼脱脂(経結膜下脱脂法)
  4. ヒアルロン酸注入
  5. 脂肪注入

1.ハムラ法

ハムラ法とは膨らみ(たるみ)の原因となる脂肪をクボミへ移動させ整える治療です。 この時脂肪をクボミ部分へ固定させるため、脂肪が将来的に脂肪が垂れ下がったとしても再発のリスクが少ないのが特徴です。

また余分な皮膚も合わせて切除するため皮膚のたるみのある方にも効果的です。

ポイント

  • 脂肪除去ではなく凹みへ再配置
  • 余分な皮膚も取り除く
  • 再発のリスクが限りなく低い

再発のリスクを抑え効果を出すにはハムラ法が最も効果の高い治療と言えます。

2.裏ハムラ法

裏ハムラ法は下まぶた裏側(結膜側)から切開し、ハムラ法同様に脂肪を再配置させる治療です。

表面の皮膚は切除しないので、表側に傷ができないのが特徴です。 年齢的にもまだお若く、皮膚のたるみが見られない方にはお勧めの治療法です。しかし、皮膚のたるみが見られる方は、「裏ハムラ法」ではなく「ハムラ法」で表面の皮膚を切除する必要があります。

3.下眼瞼脱脂(目の下の脂肪取り)

下眼瞼脱脂とは名前の通り、原因である突出した脂肪を取り除く治療 です。

下まぶた裏側から脂肪を取り除くので、皮膚表面に傷跡 が出来ず目立ちにくいのが特徴です。

一方で「皮膚の切除」と「脂肪の再配置」を行わないため、いくつかのリスクもございます。

まず皮膚のたるみのある30代半ば以降の方が皮膚切除を行わないと、脂肪を取った分、残った皮膚が余計にたるみ・シワのように目立つリスクがあります 。また脂肪を抜くだけですと、ふくらみ(たるみ)は解消しますが目の下の凹みが余計目立つ可能性や、時間の経過と共にまた脂肪が出てきてしまう再発のリスクがございます。

さらに脂肪を取り除いているため、将来的に目の下の凹みが再発した場合に、再配置する脂肪がなく、ヒアルロン酸や脂肪注入での治療しか選択できない状態となります。

4.ヒアルロン酸注入

凹み箇所へヒアルロン酸を注入することでクマを目立たせなくする治療です。

クボミ下にある骨上へ、数回に分けヒアルロン酸を注入し、たるみ部分とクボミを繋ぎ目をなめらかにします。 骨格上くぼみがメインで脂肪の突出が少ない方に適応となる治療です。ただあくまでもクボミを多少改善するための治療となるため脂肪の突出は改善はできません。

5.脂肪注入

ご自身の別部位から取った脂肪を凹みへ注入し、凹みを目立たせなくする治療です。

注入した脂肪がすべて着床するのであれば問題はないのですが、脂肪の着床率は低く、仕上がりの予想が困難となります。そのため、凹みをただ補うように入れるだけでなく、着床率を見越し多少多めに注入する必要があります。予想での注入となりますので、仕上がりに凸凹がでる可能性が高いと考えられます。

また、入れ過ぎてしまった脂肪はどうすることもできません。凹凸を解消しようと追加で脂肪注入をすると、どんどん目の下のボリュームが出てきてしまい、結局元よりも老けたような印象になってしまうことも珍しくありません。技術力の不足した医師がハムラ法のような再配置術が出来ないために行うことが多い印象です。

ヒアルロン酸注入との違い

着床率の違いから、脂肪注入に比べるとヒアルロン酸注入のほうが微調整が可能です。

また性質上ヒアルロン酸は時間が経つにつれ効果が薄くなったように表面上感じたとしても、実は完全に吸収されるには5年程度かかり、繰り返し注入することで少しずつ体内に蓄積されます。3~4回定期的に注入することで、当分は注入が必要がない状態となります。

<砂山のように段々と蓄積される>

最近よくある治療法について

最近よく他院様で見れるのは、突出した脂肪を取り除き、再度くぼみに脂肪を入れる方法です。

これは一見ハムラ法と同じように理にかなったように見えますが当院としてはおすすめしておりません。 理由は、目の下を「フラットな面状」にするためです。

ハムラ法で脂肪を再配置する場合は膨らみの脂肪を切り取らずそのまま下のクボミ部分へ繋ぎ留めます。

膨らんだ脂肪とクボミの箇所、この2点間のつなぎ目に脂肪を通すことで凹凸のない、なめらかな整った目の下を形成します。

一方、脂肪を取り除いてから注入する方法ではこのつなぎ目の部分に脂肪が通らないため、なめらかなフラットな面状になるとは限りません。

この原理では根治せず、少しよくなる程度です。さらに脂肪を取り除いてしまっているため、将来的に再発した際ハムラで再配置させる脂肪が既にないため治療ができなくなります。

根本治療はハムラ法のみ

以上のことから目の下のたるみ・クマ治療では、 根治させることや将来的な再発リスクまで考えハムラ法が望ましいと言えるでしょう。 ただ患者様によっては他の治療法も選択肢となるので医師とのカウンセリングでご相談下さい。

本来手術は根治させるものです。少し良くなるくらいならヒアルロン酸注入などのプチ整形で十分です。 根治していないので結局再度治療することになると、脂肪を取り除いてしまっているためハムラ法ができないという事態に陥ってしまいます。

目の下のたるみ・くま治療だけではなくクリニック選びの際は将来的な再発・リスク・副作用まで踏まえた上で治療提案をしてくれるクリニックに相談しましょう。

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2022.03.01

この記事の監修医情報

竹江総院長

水の森美容クリニック
総院長 竹江渉

<経歴>

  • ・平成10年 東京医科大学医学部卒業
  • ・平成18年2月 水の森美容クリニック開院

<所属学会>

  • ・日本美容外科学会正会員
  • ・日本美容外科医師会正会員
  • ・麻酔科標榜医
  • ・BOTOX VISTA®認定医
  • ・ジュビダームビスタ®認定医

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