ハイフとは？効果や仕組みをわかりやすく解説！おすすめ機種も紹介

リフトアップ効果や小顔効果で人気のハイフ（HIFU）。
しかし「ハイフとはそもそもどんな治療？本当に効果はあるの？」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、美容皮膚科医監修のもと、ハイフとはどのような仕組みの機械なのか・どんな効果が期待できるのかをわかりやすく解説します。
メリット・デメリット、持続期間やおすすめの施術頻度、向いているお悩みタイプまでまとめてご紹介しますので、ハイフが自分に合っているか知りたい方はぜひ参考になさってください。

ハイフ（HIFU）とは？期待できる効果と仕組み

HIFU（ハイフ）とは、超音波による熱エネルギーを照射し、たるみのリフトアップや小顔効果などが期待できる医療機器です。
皮下組織や筋膜（SMAS層）といった肌の深い層に熱エネルギーを与えることで組織を引き締めると共に、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。

肌を内側から引き締めることで、フェイスラインのもたつき改善・ほうれい線やマリオネットラインなどのたるみのケアに効果的で、アンチエイジング目的のたるみ治療や小顔治療として人気のある施術です。

ハイフ（HIFU）でたるみを引き上げ・小顔になる原理

HIFUはお肌表面を傷つけることなく、肌の深い層に熱を与えることで肌の奥からリフトアップ効果が期待できます。

皮下組織の引き締め効果と脂肪溶解

筋膜（SMAS）に熱エネルギーを照射することで、肌の深い層からお顔を引き締めてリフトアップが可能です。また、当院で使用している医療用ハイフ機器”ウルトラフォーマーMPT”には脂肪溶解機能*が搭載されており、お顔の脂肪によるボリュームを減らします。

コラーゲン生成と皮膚の弾力アップ

効果を与えたい層（㎜）に合わせたカートリッジを使い分け、目周りの浅い層に熱を与えてコラーゲン生成を促し小皺を目立たせなくしたり、頬周り全体の皮膚のコラーゲン生成を促したりと、悩みに合わせて照射方法を調整することができます。

\美容皮膚科初心者の方向け！ハイフの仕組みを分かりやすく解説/

医療用ハイフとエステハイフの違い

医療用ハイフは医師が在籍する医療機関でのみで施術が可能です。皮下の照射組織について医学的知識を持ち、施術訓練を受けた医療従事者が施術を行います。

一方で、エステハイフは医療従事者免許を持たない者による施術です。

エステハイフは料金が安いという点で魅力的ですが、機械のパワーの制限があり弱い出力による治療・施術者の技能が不明確・火傷などのトラブルが多い・術後に何かあっても適切な治療が受けられないなどの問題がありました。医療事故の発生が相次ぎ、2024年6月に医師法違反としてエステハイフは禁止されました。

HIFU（ハイフ）を受けたい場合にはクリニックで医療用ハイフを受けましょう。

医療用ハイフとエステハイフの違いについては、こちらの記事でより詳しく解説しております！

ハイフ（HIFU）がおすすめの方

ハイフが効果のある具体的なお悩みを見ていきましょう。

頬周りのたるみが気になる方

ほうれい線・マリオネットライン・ゴルゴラインなど、頬周りにあるたるみシワに効果的です。

二重あごが気になる方

顎下のもたついた脂肪も、脂肪溶解と引き締めのアプローチが可能です。顎下の脂肪の厚さにより、4.5㎜カートリッジと6㎜カートリッジを使い分けて患者様に合わせた施術を行います。

瞼のたるみ、目が開きづらい方

上まぶたを0.2㎜のカートリッジで引き締める事により、目元のたるみを改善し、ぱっちりとした印象に変わります。

フェイスラインをスッキリとさせたい・小顔になりたい方

頬周りから顎にかけてのフェイスラインをすっきりと引き締める効果があります。大きな手術はしたくないけど今より少し小顔になりたいと思っている方におすすめです。

切開せずにお顔のリフトアップがしたい方

医療用ハイフはダウンタイムがほとんどなく、手軽に小顔、リフトアップ効果を実感できる医療機器です。

男性（メンズハイフ）にもおすすめ

また、ハイフは男性の方にもおすすめの施術です。

若々しい印象でいたい・シワやたるみをどうにかしたい・老け顔を改善したいといったお悩みにもハイフは効果的です。男性にもハイフがおすすめな理由については、こちらの記事でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。

ハイフ（HIFU）の主な効果

ハイフには主に次のような効果があります。

• しわ・たるみ・ほうれい線の改善
• 二重あごの引き締め
• シュッとしたフェイスライン・輪郭形成
• お肌のハリ・ツヤ向上
• 目元の小じわ・目の開きの改善

ハイフ（HIFU）の効果はいつまで続く？

ハイフは半永久的に持続効果のある治療ではありません。

照射から1ヶ月程かけて徐々に小顔・リフトアップ効果とお肌のハリツヤ向上効果が表れ、4～6ヶ月程で徐々に元に戻っていきます。

ハイフ（HIFU）の施術頻度

医療用ハイフは、施術前に戻ってきたなと感じる4～6ヶ月毎に1回のペースで受けていただくことにより、効果を継続して実感していただけます。

術後1～2ヶ月は効果が徐々に表れる時期です。お肌に負荷がかかるため、短すぎる施術間隔では受けられません。

ハイフの効果がどのくらい続くのか？最適な施術頻度について知りたいという方は、こちらの記事でより詳しく解説しておりますので、ぜひご参考にしてください。

ハイフ（HIFU）のメリット・デメリット

メリット

デメリット

その他のデメリットやハイフ施術をおすすめできない方については、こちらの記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。

美容外科医がオススメする医療用ハイフ

医療用ハイフには複数の機械がありますが、当院の美容皮膚科医がおすすめする医療用ハイフの機械は、ウルトラフォーマーMPTです。

安全性と機能性に優れた医療用ハイフ、ウルトラフォーマーシリーズの最新機器です。治療スピードが早く効果的に照射可能、従来機器に比べ格段に痛みを感じにくく改良されています。

引き締め作用（タイトニング）の他に脂肪溶解モード搭載で小顔とリフトアップをしっかりと実感できます。

医療用ハイフウルトラフォーマーⅢとウルトラフォーマーMPTの違い

ウルトラフォーマーⅢはウルトラフォーマーMPTの旧型モデルです。

ウルトラフォーマーMPTがウルトラフォーマーⅢから進化したところ

・施術時間の短縮

・施術時の痛みや不快感の緩和

・脂肪溶解機能（ライナー式MPモード）

短い時間で効果の幅も広がり、小顔、リフトアップ効果が高まりました。

当院のウルトラフォーマーMPT（医療用ハイフ）については、当院公式ホームページにて詳しくご紹介しておりますのでご覧ください。

当院の医療用ハイフ（HIFU）の施術の流れ

診察・カウンセリング

問診票に患者様がお悩みの箇所をご記入いただき、【ほうれい線・二重顎・フェイスライン・目元のたるみなど】実際のお顔の状態と照らし合わせながら、適切なカートリッジや施術方法をご提案させて頂きます。

施術

治療方針が決まったらお顔にデザインを施し、施術を行います。肌の摩擦なく、適切な層に超音波が届くよう、お顔にジェルを塗布して施術を行います。

お顔のきになるたるみ箇所により2.0㎜・3.0㎜・4.5㎜・6㎜のカートリッジを使い分けてお顔の引き締めを行っていきます。

お顔の照射イメージ

皮下組織の真皮層にアプローチし、ヒアルロン酸やエラスチンなどの美容成分の生成を促すことで、リフトアップ効果に加えて、お肌のハリ・ツヤ改善も期待できます。

顎下の照射イメージ

脂肪の厚さなどを見極め、アプローチすべき層にしっかりと照射していきます。皮下6mmの部分まで照射することで、脂肪除去・二重あごやもたつき改善が期待でき、シュッとした印象に近づけていきます。

術後のケア

施術後、刺激を受けたお肌は敏感になっているため、保湿ケアをしっかりと施します。

水の森美容クリニックでは術後にドクターズコスメの化粧水・美容液・日焼け止めでお仕上げをします。

ダウンタイム

医療用ハイフのダウンタイムはほとんどありませんが、稀に下記のような症状が出る方がいます。

筋肉痛のような痛み

筋膜へアプローチする施術のため、筋肉が引き締まり、筋肉痛のような痛みを感じる方がいらっしゃいます。痛みは数日で消失します。

肌の乾燥

肌内部への刺激により、お肌が敏感になり乾燥を引き起こす事があります。術後は普段以上に保湿を心がけ、お肌を鎮静させましょう。日焼けなどのダメージにも気を付けてください。

医療用ハイフ（ウルトラフォーマ―MPT）の症例写真

・ドクターコメント

20代女性の症例写真です。1度の施術でフェイスラインがくっきりと現れ、顎下も含めて全体的すっきりとした印象に大きく変化しました。

・ドクターコメント

こちらも耳元から顎にかけてシュッとした仕上がりになり、術後2ヶ月でも効果はしっかり持続しています。

・ドクターコメント

20代男性の症例写真です。フェイスラインがしっかり見えてシャープな輪郭になりました。写真は術直後ですのでここから更に引き締まり効果が表れます。

ハイフとは、メスを使わずにたるみやフェイスラインの引き締め、小顔効果やリフトアップ効果が期待できる治療です。
一方で、効果は永久的なものではないため、4〜6ヶ月ごとの継続的な施術が推奨されます。

ご自身のお顔立ち・脂肪量・たるみの程度によって、最適な照射部位や回数は変わります。
「自分にハイフは合っているのか？」「他のたるみ治療とどれを選べば良いか？」迷われている方は、ぜひ一度カウンセリングでご相談ください。

水の森美容クリニックの美容皮膚科

水の森美容クリニックは東京銀座院・横浜院・名古屋院・大阪心斎橋院の美容皮膚科にて医療用ハイフ（ウルトラフォーマーMPT）を取り扱っております。

東京銀座院

東京都中央区銀座2-5-4 ファサード銀座4F
診療時間：10：00～19：00（年中無休）

アクセス

東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅5番出口 徒歩1分
JR山手線など 有楽町駅京橋口 徒歩5分
東京メトロ銀座線など 銀座駅A13出口 徒歩5分

横浜院

神奈川県横浜市西区北幸1-4-1横浜天理ビル 13階
診療時間：10：00～19：00（年中無休）

JR線・東急線・京急線など横浜駅西口 徒歩5分

名古屋院

愛知県名古屋市中区栄3-6-20辰晃ビル10F
診療時間：10：00～19：00（年中無休）

地下鉄東山線「栄」駅　より徒歩5分
地下鉄名城線「栄」駅より徒歩5分
名鉄瀬戸線「栄町」駅より徒歩5分

大阪心斎橋院

〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目5-11心斎橋フロントビル3F

診療時間：10：00～19：00（年中無休）

地下鉄「心斎橋駅」より徒歩約2分

美容皮膚科医による医療用ハイフ・ウルトラフォーマ―MPTの解説インタビューも公開中！