目頭切開のダウンタイムはどのくらい?経過や仕事復帰までの期間について
2023.10.05
2023.11.20
お目元
目頭切開は、目を横方向の大きく見せることができる施術としてご存じの方も多いかと思います。
施術名の通り、切開を伴う施術のためダウンタイムが生じます。腫れや赤みが術後どのくらい続くのか、傷跡の経過やダウンタイムをなるべく短くするための過ごし方についてご紹介いたします。
目頭切開とは
目頭切開は、目頭の被さるように覆っている皮膚「蒙古ヒダ」を取り除き、目頭の内側にある涙丘(ピンク色の部分)を見せることで。目を横方向に大きく見せることができる施術です。
離れ目に改善や凛とした大人っぽい印象の目元になる効果が期待できます。
蒙古ヒダとは
蒙古ヒダは、一般的に日本人をはじめ東洋人に多く、遺伝的にもこの蒙古ヒダで目頭の涙丘が隠れている方が多くいらっしゃいます。
画像の黄色い矢印で示した部分が蒙古ヒダになります。
目が離れて見えることで、平面的なお顔立ちに見えて鼻筋の通っていない印象にも見えます。
蒙古ヒダ有無の違い
蒙古ヒダの有無によって、目元にどのような違いが生まれるか下の図を用いてご紹介いたします。
先述の通り、蒙古ヒダがある状態だと目頭の涙丘(ピンク色)の部分が隠れており、離れ目な印象があります。また、蒙古ヒダが張った状態でアイプチや二重埋没法を行っても、平行二重にすることは難しくなります。
一方で、蒙古ヒダが無いと涙丘がしっかりと見え目も横方向に大きく見えるようになります。さらに、離れ目の印象も改善され、切れ長の大人っぽい印象になります。
目頭切開のダウンタイムの期間は?
術後1~2週間は内出血・腫れ・熱感がありますが、術後1ヶ月でほぼ落ち着き3ヶ月目でほぼ完成です。仕事復帰は1週間から2週間をみていただくのが良いでしょう。
術後1~2週間は内出血・腫れ・熱感が生じる
目頭切開は切開を伴う施術のため、患部付近に内出血や腫れ、熱感、痛みといった症状が生じます。
腫れは、入眠時に頭を高くすることで緩和に繋がります。痛みや熱感については、まぶたを濡らさないように冷やすしたり、処方される痛み止めの服用が効果的です。
腫れや内出血、痛みのピークは1週間ほどで、その後落ち着いていきます。内出血も、術後1~2週間でほぼ目立たなくなっていきます。術後のは縁の大きい黒縁メガネなどしていただくと目立ちにくくなります。
抜糸を術後7日目に行う
術直後は、傷跡が開かないように目頭部分に黒い糸が付き、肌色のテープで留めます。術後7日目に抜糸まで、水洗い洗いの洗顔は可能ですが、石鹸を用いた洗顔や浴槽入浴、コンタクトの使用は控えましょう。抜糸翌日からこれらが可能になり、抜糸翌々日からアイメイクも可能です。このころから職場復帰されると目立ちにくいでしょう。
※抜糸は、術後7日目~9日目が目安です。
術後1ヶ月で自然な印象・術後3ヶ月でほぼ完成
術後1ヶ月ほど経つと、腫れや内出血、痛みなども治まり自然な目元になってきます。傷跡の赤みも落ち着いてくるため、人によってはほぼ完成に近いケースもあります。
術後3ヶ月には、傷跡も目立たなくなりほぼ完成になります。
ダウンタイム中の注意事項
続いて、ダウンタイム中においてご注意いただきたい事項について解説いたします。
術後は目元・傷口付近を触らない
大前提として、術後は目元・傷口付近をむやみに触らないようようにしましょう。糸やテープが気になってしまったり、かゆみを感じる場合もありますが傷口から雑菌が入り感染症のリスクなどもあるため、極力触れないように注意してください。
施術当日の洗顔は控える
先述のように、あまり目元に触れないようにするため施術当日の洗顔は控えましょう。施術翌日には、水洗いの洗顔であれば可能です。
術後すぐの運動は控える
目頭切開は目元の施術がゆえに、いつも通り運動は行えそうなイメージですが、身体を動かすことによって血流が良くなり、患部の痛みや腫れ・内出血がひどくなってしまう可能性があります。
体調が良くても、運動は術後7日ほど経過してから徐々に様子を見つつ行うようにしてください。
飲酒は術後1週間控える
施術後、飲酒は1週間ほど控えるようにしてください。
飲酒によって、血管が拡大し血行が促進されます。血流が良くなることで、痛みや内出血がひどくなる恐れもありますのでご注意ください。
タバコも控える
ダウンタイム中の喫煙もおすすめできません。
タバコは、飲酒とは逆に血行を悪くする作用があります。血の巡りが悪くなることで、創部や傷跡の回復がなかなか進まず、ダウンタイムが長引いてしまう可能性があります。
目頭切開の施術方法とそれぞれの特徴
W法(内田法)
W法(内田法)は、蒙古襞を切開し切除する術式です。
術後の後戻りのリスクを減らすと同時にしっかり変化を出せます。
一方で、Z法に比べダウンタイムが多少長く、施術の際に皮膚を切除してしまうのでやり直しが難しくなります。傷跡は半年~1年程度でスッピンでも分からなくなります。
Z法
Z法は、皮膚の切除は行わずに切開のみで皮弁を入れ替えて目頭を露出させます。
傷や腫れがW法に比べ少なく、ダウンタイムが短いのが特徴で、術後もある程度修正が可能です。
しかし、極端な離れ目の解消には効果が弱いです。
三日月法
蒙古ヒダを三日月状に切り取って縫合する方法です。
切り取って合わせた傷は元に戻ろうという力が働き、その力によって傷が引っ張られ、時間と共に傷がへこみになる事があります。
へこみにならないようにするには、蒙古ヒダを少しだけ切り取って、戻ろうとする力を弱めるしかなく、その場合の変化は乏しいものになります。
変化を出そうとすれば傷が目立ってしまうのでおすすめしない治療法のため、当院でも行っていない施術方法です。
こちらの動画でも目頭切開について詳しく解説してます
当院が選ばれる理由
お顔全体とのバランスも見極める
術前のシュミレーションでは、患者様1人ひとりのお顔全体のバランスを確認し、控え目・中程度・しっかりめの3つのパターンをベースに、切開の幅を決めていきます。
元々、両目の距離が近い方が無理に行ってしまうと不自然な印象になってしまったり、涙丘の露出が大きくなりすぎて逆に目立ってしまうなどのリスクもあります。
そのため、最善の切開幅を確実に確認して患者様の理想と擦り合わせていきます。
選べる術式
当院では、ご希望に応じてZ法とW法から施術方法をお選びいただけます。
先述のようなそれぞれの術式の特徴と、目元の状態を確認したうえで医師からも術式をご提案いたします。
二重整形との同時施術も可能
目を横方向に大きくする目頭切開と同時に、縦方向に大きくする二重整形の同時施術も可能です。当院でも人気の二重埋没法や一生ものの二重が作れる二重切開と組み合わせて行うことで、より大きく印象的な目元に近づけることができます。
骨格などの個人差にもよりますが、平行二重に近づける効果もきたいでき、同時に行うことでダウンタイムの短縮にも繋がります。
目頭切開の症例写真
施術料金:¥218,900(税込)
リスク・副作用:
【痛み・熱感】…1週間程度
【腫れ・内出血】…ピークは1週間程度
【傷口の赤味】…3か月
施術料金:¥218,900(税込)
リスク・副作用:
【痛み・熱感】…1週間程度
【腫れ・内出血】…ピークは1週間程度
【傷口の赤味】…3か月
施術料金:¥218,900(税込)
リスク・副作用:
【痛み・熱感】…1週間程度
【腫れ・内出血】…ピークは1週間程度
【傷口の赤味】…3か月
医師による無料のカウンセリング
診察は全て医師が丁寧に行い、必要な治療法のみをご提案いたします。
美容医療が初めての方でも、まずはお気軽にご相談へお越しください。
2023.10.05
2023.11.20
お目元
監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医