眼瞼下垂の症状はどんなものがある?実はみんなが勘違いしている眼瞼下垂を徹底解説!
2025.07.22
お目元

アイプチや、アイテープを使用していると「眼瞼下垂」になるという記事をよく見かけると思いますが実はその記事少し語弊があるんです。そもそも眼瞼下垂ってなに?眼瞼下垂になると何がだめなの?と疑問に思う方もいると思います。今回は、眼瞼下垂とはどういうものなのか、放置するとどうなるかをわかりやすくご紹介します。
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目次
そもそも眼瞼下垂ってなに?
眼瞼下垂とは、目を開ける機能に障害を生じて上まぶたが下がってしまい目の開きが悪くなったり、瞳が見えにくくなってしまう症状です。眼瞼下垂手術では、目を開ける筋肉を縫い縮めて目の開きを正常にし、黒目の見える範囲を大きくします。以下のイラストは、眼瞼下垂の症状を現したイラストです。ご自身の目をぜひ鏡でチェックして、眼瞼下垂なのかどうかを確認してみてください。

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眼瞼下垂の先天性と後天性がある?
眼瞼下垂には先天性と後天性があるのを知っていましたか?今回は先天性と後天性の眼瞼下垂について分けて解説していきます。
先天性眼瞼下垂
先天性眼瞼下垂は、文字通り生まれつき目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱く、目の開きが悪い状態です。片方の目だけ眼瞼下垂であれば、左右差などで分かることがありますが、生まれつき両目とも眼瞼下垂ですと、症状の度合いによっては発見が遅れてしまう場合があります。また、先天性の眼瞼下垂手術は保険診療で手術することが可能です。

後天性眼瞼下垂
後天性の眼瞼下垂は加齢・コンタクトの使用・妊娠などの生活習慣などよる原因で、後天的に眼瞼下垂となってしまった状態です。日々の生活により目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)と瞼板が繋がっている部分が弱まってしまい、その結果目が開けづらい状態になってしまいます。後天性の眼瞼下垂手術は保険診療外で美容外科で手術することが多いのですが、機能障害が生じている場合は保険適用も可能です。

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眼瞼下垂のデメリットとは?放置するとどうなる?
そもそも、目の開きが悪いとどうなるの?見えていればそれでいいんじゃない?と思う人も多いと思います。でも実は、眼瞼下垂だと目もとやお肌に影響を与えてしまうことがあるんです。眼瞼下垂による影響をご紹介します。
視野が狭くなる
眼瞼下垂は目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱くなって目の開きが悪い状態なので、正常な状態と比べて黒目部分がまぶたで隠れてしまいます。そうすると、視野が狭くなり上方や外側が見えづらくなります。視野が狭くなると、転倒や交通事故などのリスクが高まるため注意が必要です。
目が疲れやすくなる
眼瞼下垂になると、視界を良くしようと大きく目を開くようになります。無理にまぶた上げようとすることで、眼瞼挙筋に持続的に力を入れている状態になり目が疲れやすくなってしまいます。その結果、頭痛や肩こりなどの症状をもたらすことがあります。

額(おでこ)にシワができる
眼瞼下垂により目の開きが悪くなると、眉毛ごと目を開けようとする傾向が強くなります。
そのような開け方を繰り返すと、額(おでこ)にシワができたり、よりシワが深く刻まれるリスクがあります。

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眼瞼下垂の手術って具体的になにをするの?
眼瞼下垂の手術は、目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)を縫い縮めることで、正常な目の開き(目が開く仕組み)に治すとともに、黒目も大きく見せることができます。

正常な目元であれば、眼瞼挙筋が瞼板を引き上げて目を開くことによって、黒目がしっかり見えます。
眼瞼下垂の施術では、眼瞼挙筋の一部である挙筋腱膜を縫い縮めることで目の開きを改善し、正常な目元に近づけます。
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アイプチで眼瞼下垂になるのは嘘?
「アイプチを使用しすぎると眼瞼下垂になる」という記事を見かけたことがある方も多いと思います。眼瞼下垂とは目を開ける筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱くなって目の開きが悪い状態のことを指しているのでアイプチを使用しても筋肉に影響はなく、ただ皮膚が伸びて目が見えにくくなっている状態です。アイプチを使用することで皮膚が伸びて目が開きづらくなることもありますが、本来の意味ではその症状は眼瞼下垂ではないため注意しましょう。
自分は眼瞼下垂かも?と思ったら眼瞼下垂治療を検討しよう
鏡で自分の目を確認して、もしかして眼瞼下垂かも?と感じた方もいるかと思います。先天性の眼瞼下垂なのか、後天性の眼瞼下垂なのか、もしくはアイプチの使用による皮膚の伸びなのかご自身で判断しづらい場合も多いと思います。水の森では、医師がしっかりとカウンセリングを行い、適切な施術方法をご提案いたしますので、ぜひ気になる方は一度カウンセリングにお越しください。

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水の森美容クリニックの眼瞼下垂症例写真
東京銀座院 院長鈴木医師の眼瞼下垂症例写真


名古屋院 院長西川医師の眼瞼下垂症例写真


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眼瞼下垂についてよくある質問
Q. 糸で縫うだけの手軽な眼瞼下垂法があると聞きました。どのような手術ですか。
A. 埋没法のように糸を埋め込んで行う眼瞼下垂手術も存在します。しかし、皮膚を切開する眼瞼下垂手術と比較して、メリットとデメリットがります。メリットは皮膚を切らずに済むという点につきます。一方でデメリットは、直視下に眼瞼挙筋腱膜の前転処理をして、まぶたの開き具合を調節することができないため、ほとんどのケースで効果が不十分になり、また微調節もできません。また、一時的には改善しても術後早期に糸が緩み、元に戻ってしまいます。つまり糸で行う手術は完全な手術ではないのです。切開式の眼瞼下垂手術でも傷は将来的に殆ど分からない位に治るため、糸でだけで行う術式のメリットは切開式の元の比べてそれ程のものではなく、当院では切開式の眼瞼下垂症手術を推奨しています。
Q. 眼瞼下垂の手術には、挙筋短縮法、挙筋前転法、経皮法、経結膜法などいろいろありますが、違いは何でしょうか?
A. 経皮法とは瞼の表の皮膚から切開を加えて、目を開ける筋肉(挙筋)を操作する方法です。術野も広く確立された術式で安全性が高い方法です。経結膜法とは瞼の裏側からアプローチする方法で、術野が狭く一部のクリニックでしか行われていません。というのも、裏側から見ると、結膜-ミュラー筋(*)-眼瞼挙筋と言う順に組織が存在し、経結膜法では挙筋を操作するのにミュラー筋を越えての操作が必要となります。近年、ミュラー筋の重要性が注目されているため、ミュラー筋に侵襲が加わる経結膜法を行っているクリニックは少ないのです。また、経皮的と経結膜的にはもう一つ違いがあり、余った皮膚を同時に切り取る事ができます。一方、経結膜的の場合は皮膚に傷がつかないのですが、皮膚を切り取る事が出来ません。経皮的と言うのは万能の方法と言えます。 挙筋短縮法と挙筋前転法はともに、挙筋の操作の方法です。眼瞼挙筋とミュラー筋は重なり合っており、挙筋短縮法の場合、眼瞼挙筋を切除して短縮するため、重なっているミュラー筋を同時に切除することになります。一方、挙筋前転法は、挙筋を折りたたみ短くする方法であり、ミュラー筋を損傷することはありません。そのため、前転術は健康的に眼瞼下垂症を改善できる術式として注目を集め、多くの医師が注目し実践されてきた手術です。 *ミュラー筋は交感神経が関与している大切な神経組織で刺激によって片頭痛や肩こり、不定愁訴などさまざまな症状を呈する可能性があります。
Q. 保険適応はありますか?保険適応との手術に差はありますか?術式が違うのですか?
A. 一般的にまぶたが下がり黒目を覆って視野障害を起こすような、機能障害を伴う眼瞼下垂症には保険適応があります。しかし、目力を上げるなど、黒目を大きく見せる目的の場合は保険適応外となります。当院での手術は保険適応外となります。保険で行う眼瞼下垂手術は一般的に外見を綺麗に見せる手術ではなく、視野障害などの機能障害の回復を目的としております。したがって、術式の違いはなくても「綺麗に」という点で違いが出るかもしれません。
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2025.07.22
2025.07.22
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監修医情報
医師
水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉
経歴
平成10年 東京医科大学医学部卒業
平成18年2月 水の森美容クリニック開院
所属学会
麻酔科標榜医
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医
