【メンズ】眉毛アートメイクは男性にも人気?初めてでも失敗しないポイント
2023.05.26
美容皮膚科

眉毛のアートメイクは、ベースメイク代わりやすっぴんの印象を変えることができ、女性を中心に人気の高い施術です。
そんな中、最近では男性も眉毛の形や色を綺麗に整えて、目元やお顔の印象を良くしたいというニーズが高まっています。また、長く続いたマスク生活の影響もあり、より一層目元や眉毛への注目や印象を気にされる方も増えています。
そこで今回は、男性の眉毛アートメイクについて失敗や後悔をしないために、施術内容などについて解説いたします。
Contents
眉毛と印象の関係

人の印象に対して眉毛は大きな影響を与えています。眉毛が、お顔の印象の8割を決めると言われるほどです。
また、最近ではマスクの着用は緩和されてきていますが、着用する機会が増えたことで目元や眉毛への注目が集まりやすくなっています。
周囲からの視線を最も集めやすい部分だからこそ、眉毛の形やラインを整えることでより良い印象を与えることができます。
メンズ医療アートメイクとは
メンズの医療アートメイクとは、男性の眉毛や骨格、お顔のバランスを考慮しデザインされたアートメイクです。
アートメイクは、専用の針(ニードル)で皮膚の「表皮深層」から「真皮上層」と呼ばれる部分に色素を入れて、眉毛を理想の形・色に整える施術です。
アートメイクの施術対応部位
「アートメイク≒眉毛」といったイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、実はその他の部位でもアートメイクを行うことができます。
■アートメイクの施術対応部位
眉毛・アイライン・リップ・ほくろ・髪の生え際・薄毛部分
傷跡のカモフラージュ・乳輪乳頭(乳房再検後)
アートメイクは医療施術

アートメイクは、医師や看護師のみが行うことのできる医療施術です。
従来のアートメイクは、専門の資格など保有しなくても施術を行うことができていましたが、術後に皮膚の瘢痕や感染被害などのトラブル、麻酔や針の使用についても問題となりました。
そのため、アートメイクは医療行為とされ医師や看護師のみが行える施術となり、クリニックなど医療機関でしか受けることができません。
メンズアートメイクの症例写真


【施術費用】
マイクロブレーディング(毛並みのみ)
2回セット 110,000円(税込)
【リスク・副作用】
・赤みや痛み、かゆみ、腫れ
・一時的に濃く見える可能性
・傷口の感染リスク
アートメイクのメリット
アートメイクには、以下のようなメリットがあります。
・眉毛の形や毛並みがムラなく綺麗に整う
・水や汗で濡れても眉毛が崩れない
・目元やお顔全体の印象が凛々しくなる
アートメイクとタトゥー(入れ墨)との違い
アートメイクとタトゥー(入れ墨)が、同じものと認識されてしまっているケースがありますが、実は全く異なります。

図のように、タトゥーは真皮深層(約2mm)に色素を定着させていきますが、医療アートメイクは皮膚の浅い部分に定着していきます。
浅い層に定着させる分、色素は永久的に残ることは無くターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)が繰り返されることで徐々に薄まったり、退色や薄くなったりします。
アートメイクで失敗しないためのポイント
初めてアートメイクをお考えの方や過去に理想の仕上がりにならなかったという方に、アートメイクの施術でありがちな失敗と回避するためのポイントを解説いたします。
仕上がりに左右差が出てしまった
施術前に、ご希望の仕上がりやイメージを伝えて行ったものの、術後左右差が出てしまったというケースが多く聞かれます。
施術者のミスや技術不足も原因に挙げられますが、その他にも原因があります。
元々のお顔の状態による影響
左右完全に対称な方は、なかなかいらっしゃいません。もちろん、眉毛の位置や目の大きさ、顔の筋肉の状態など左右で異なる場合があります。
また、加齢によって徐々にお顔自体が変化していくなど、さまざまな要因によってアートメイクの仕上がりにも左右差が生まれてしまうリスクを予め認識しておく必要があります。
施術者は、なるべく左右差が生じないようにデザイン・施術を行うことがほとんどですが、どうしても左右差を出したくないという方は、事前に目元やお顔の筋肉の状態を確認し、ボトックス注射や眼瞼下垂といった施術を行うことをおすすめします。
アートメイクは複数回かけて整える施術

1回目のアートメイクの施術で左右差が出てしまった時点で、完全に失敗ではありません。
アートメイク自体、1度の施術で完成ではなく2~3回施術を行いしっかり定着させて完成となります。そのため、1回目の施術で左右差が出てしまった場合には、気になる部分を相談して2回目以降に修正を行ってもらいましょう。
2回目の施術後にレーザーや除去剤で消し、新たにアートメイクを行う方法もありますが、費用や時間もその分掛かってきます。
施術が完全に終わってからではなく都度ご自身で仕上がりを確認し、気になる部分はしっかり伝えることで、理想の仕上がりにより一層近づくでしょう。
アートメイク後、眉に強い痛みや腫れが生じる
アートメイクは、痛みを我慢して受けるものというイメージがあるかと思います。
確かに、アートメイクの施術当日は痛みや施術部分に刺激を感じる場合があります。個人差もありますが、痛みや腫れが長引くケースもあります。
痛みや腫れを少しでも和らげるために、施術当日は心地良い程度に施術箇所を冷やし、就寝時には枕などの位置を調整していつもより高い位置に頭を置くようにしましょう。
術後数日経過しても痛みや腫れが引かず、逆にどんどん酷くなる場合は我慢せずにアートメイクを受けたクリニックへ連絡しましょう。
仕上がった眉毛が濃すぎる・薄すぎる
眉毛の形やラインと同様に、眉毛の色の濃さも仕上がりに重要な要素です。
あまりにも濃すぎると眉毛の存在感が際立ってしまい、反対に薄すぎると印象の変化が実感できないといった仕上がりになってしまいます。
アートメイクでは、仕上がりが薄い際には濃くすること可能ですが、1度入れてしまった色を薄くすることは簡単にできません。そのため、事前のデザイン・シュミレーション時に眉毛の濃さもしっかり確認しましょう。
当院では、「ノーメイク時にちょうどいい眉」を目指しており、アートメイクはあくまでもベースメイクとしてご理解いただければと思います。普段メイクをされる方は、少し薄く感じる部分をご自身のメイクで調整が必要です。
医療アートメイクに適さない方・おすすめできない方
- 奇抜な眉をご要望の方
- 深く濃く入れたい方
- 持病をお持ちの方(糖尿病、免疫不全、心臓病、感染症等)
- 肌状態が良くない方(傷がある、アトピーがある、ターンオーバーを促す肌治療をしている等)
- アレルギー体質の方
- その他の理由で施術が困難と医師が判断した方
水の森美容クリニックの医療アートメイクの特徴
患者様との信頼関係を作る

当院のアートメイクは、カウンセリングをしっかり丁寧に行い患者様のご希望や不安を出来る限り理解したうえで施術に臨みます。
そのため、カウンセリング当日の施術ご予約は承っておりません。
簡単には消えないアートメイクだからこそ、患者様ご自身にもアートメイクをご理解いただき、後悔をすることが無いようにサポートしたいと考えております。
アートメイクを心から満足できる仕上がりにするためには、患者様と施術者で信頼関係を築くことが最も重要と考えています。
豊富な知識と経験を持ったスタッフが施術を担当

Biotouch Japan・日本メディカルタトゥー協会でアートメイクのディプロマ(認定証)を取得したスタッフがアートメイクを行います。
さまざまな技術や知識、経験を持ったスタッフが、患者様の理想を伺ったうえでプロ目線のアドバイス、最適な眉・アイライン・リップをご提案し、施術いたします。
アフターフォローも充実
術後、ご希望があればご来院いただきスタッフが仕上がりをチェックさせていただきます。
施術をして終わりではなく、術後も自眉の整え方やメイク方法など、日々の生活の中で気になる点についてもしっかりご説明いたします。
アートメイクで失敗・公開しないためのポイントは、別記事でも詳しく解説しています
2023.05.26
美容皮膚科
この記事の監修医情報

水の森美容クリニック
総院長 竹江渉
<経歴>
- ・平成10年 東京医科大学医学部卒業
- ・平成18年2月 水の森美容クリニック開院
<所属学会>
- ・日本美容外科学会正会員
- ・日本美容外科医師会正会員
- ・麻酔科標榜医
- ・BOTOX VISTA®認定医
- ・ジュビダームビスタ®認定医