男性も使用するオールインワン化粧品のメリット・デメリットについて解説

男性のスキンケアアイテムとして、手軽で効率よく洗顔後のケアアイテムとして挙がるのが「オールインワン」です。

スキンケア方法やどの製品が良いのか詳しく分からないといった方でも、簡単に肌のケアができます。最近では、ドラッグストアやコンビニでも購入でき、旅行・出張といった際にもどこでも手に入れることができます。

今回は、オールインワンのメリットとデメリットについて解説していきます。

オールインワンとは

オールインワンとは、化粧水や美容液、乳液、クリームなどが1つになったスキンケア用品です。化粧水・乳液・クリームを1つずつ使わずに、オールインワン1つでケアができるため、男性はじめ美容初心者に人気の高いアイテムです。

最近では、ドラッグストア以外にもスーパーやコンビニなど、身近な場所かつ全国どこでも購入することができるようになっています。

オールインワンの種類

オールインワンには、いくつか種類があります。

ベタつきの少ないさらっとした化粧水のようなものやしっとりと肌に馴染むクリームタイプ、爽快感も感じることができるジェル状のものなどがあります。

また、大手化粧品メーカー以外にも、プライベートブランドのオールインワンなども登場しているほか、製品によって配合されている成分も異なっています。

オールインワンのメリット

オールインワンには、どのようなメリットがあるかについてご紹介いたします。

1.必要なスキンケアを1度にできる

先述の通り、オールインワンは化粧水・乳液・美容液などスキンケアに必要な成分が1つになっています。

本来、1つずつ行うところを1度で済むのでスキンケアの時間短縮や手間が省けます。また、どれかが雑になってしまうということも避けられます。

忙しい朝やスキンケアがめんどくさく感じる方にとっては、1番のメリットと言えるのではないでしょうか。

2.コスパも良い

化粧水・乳液・クリームなどを1つずつしなくても良いということは、もちろん費用面でもメリットがあります。

1つひとつのアイテムにこだわるとかなりの金額にもなってしまいますが、オールインワンを1つ買えば良いので日々の出費も抑えることができます。

3.肌への負担も少なくなる

1つひとつのスキンケアにこだわって毎日ケアを行うことで、美容成分が肌に浸透し、美白やハリつやのある肌のキープに繋がります。

一方で、1度に何度も肌に触れることで摩擦による負担が生じてきます。個人差はありますが、摩擦の蓄積が将来的な肌トラブルの原因になる可能性もあります。

オールインワンの場合、1度のケアで終わるので摩擦の負担を最小限に抑えることができ、将来的な肌トラブルのリスク抑制に繋がります。

オールインワンのデメリット

続いて、オールインワンのデメリットについてご紹介いたします。

1.個々の効果が感じにくい場合がある

オールインワンは、1度に化粧水・美容液・乳液を行うことができますが、個々のケアをしっかり行った場合と比べて効果を感じにくい場合があります。

一概に効果が感じにくいという訳ではなく、肌の状態や個人差、製品によって異なってきます。元々しっかりとしたスキンケアを行っていた方にとっては、効果が感じにくい可能性がありますが、初めてスキンケアを行う方や化粧水のみ使っていた方に取っては、大きな違いはあまり無いとも言われています。

2.肌の状況によって細かな調整ができない

オールインワンは、化粧水・美容液・乳液などのそれぞれの成分が一定に配合されています。つまり、いつでも同じ配合で使える訳ですが、肌に関しては毎日同じ状況とは限りません。

肌が乾燥している日、日焼けをした日、部分的に乾燥してしまっている日など常に変化しています。その場合、化粧水だけ多くや乳液だけ特定の部分に多く塗りたいといった微調整ができない点を、デメリットに感じる方もいます。

まとめ

オールインワンは、本来であれば時間と手間をかけて行うスキンケアを1度にまとめて行うことができる便利なアイテムです。

最近では、さまざまな種類のメンズ向けスキンケアアイテムが登場しており、1つひとつにこだわる美容感度の高い男性も増えています。

ですが、毎日あまり時間の取れない方やスキンケアがめんどくさいと感じる方も多くいらっしゃいます。

「何から始めれば良いかわからない」「コスパ良くスキンケアをしたい」という方にとっては、オールインワンが適しているかと思います。

より丁寧に、肌の状況によって細かく調整したいとなった際には、個々のケア方法やアイテムを見直してみるといった形でも良いかもしれません。