A5ノートを使えば自分の顔が大きいか分かる!今すぐできる顔の大きさ測定法と小顔対策の極意
突然ですが、あなたは「小顔」と聞くと、どんな人をイメージされますか?
テレビや雑誌で活躍しているモデルや女優、もしくは「顔が小さい」と評判のお友達の顔が浮かんでくるかもしれません・・・。
人それぞれ、イメージする人物は違うと思いますが、おそらくその人達は「キレイである」と評判になっているのではないでしょうか?
最近、人より化粧水の減りが早いことが分かり、自分の顔が大きいことに気づ・・・
申し遅れました。
私はとある美容外科に勤める佐倉ハルと申します。
今回、とりあげる「小顔」という言葉・・・これは【スタイルがいい】【モデルみたい】という褒め言葉とセットになっていることが多いですよね。
テレビでも小顔になる方法が特集されると、キレイになりたいと思う女性の多くが釘付けになります。
でも、一体どれくらいの顔の大きさが小顔といえるのでしょうか・・・?
日本人の顔の大きさの平均値は、「デジタルヒューマン工学研究センター」が発表した「日本人頭部寸法データベース2001」によると、以下のようになっています。
数字で見ても、なかなかイメージしにくいと思いますので、顔の平均サイズに近いA5サイズ(縦21cm×横14.8cm)の本やノートと比べてみてください。
だいたいそのA5サイズに収まる場合、あなたの顔は日本人の平均サイズより小さめ・・・つまり、小顔ということになります。
上記の写真がA5サイズの本です。
(比較用にiPhone 6sを置いています)
A4ノートを横に半分にしても同じサイズですので、手元にA4ノートがある人は、半分に切って試してみてください。
もし、A5の本から顔が大きくはみ出すとしたら、あなたの顔は平均サイズより大きいかもしれません・・・。
でも、安心してください!
顔は小さくできるんです!
さすがに、骨格そのものの大きさをすぐ変えることはできませんが、骨のゆがみを治したり、今話題の小顔マッサージ「コルギ(骨気)」で顔のむくみをとったりすることで、顔を小さくすることができるんです!
その証拠に以下の写真を見てみてください!
これはなんと、マッサージ「コルギ」によって小さくなった顔マスクのビフォーアフターの写真です!
明らかに、アフターである右側の顔のマスクが形も良くなって小さくなっていますよね?
(マスクはちょっと怖いですけど・・・汗)
というわけで今回は、顔が大きくなってしまう5つの原因と、その原因別に顔を小さくするための方法となる小顔エクササイズをご紹介します!
小顔エクササイズは、通勤電車の中や職場での休憩中など、自分自身で手軽にできるものもありますので、「A5ノートから顔がはみ出したかも・・・」と心配になった方はぜひチェックしてみてください!
顔を大きくしてしまう5つの原因
小顔エクササイズを始める前に、まずは顔が大きくなってしまう原因をしっかりと理解しましょう!
原因をきちんとつきとめた上で小顔エクササイズをしないと、効果も半減してしまいますからね。
顔が大きくなってしまう原因は、生まれつきの顔のカタチによるものを除けば、主に以下の5つに分けられます。
- むくみ
- 固太り(かたぶとり)
- 表情筋のゆるみ
- 脂肪太り
- 骨格のゆがみ
それでは、顔が大きくなってしまう原因別の、対処方法をご紹介していきますね。
1.
水分による顔の「むくみ」は、今話題のマッサージで解消できる!
朝起きたとき、顔がむくんで大きくなっている・・・
それは、「リンパ管」によって排出されるべき余分な水分が、顔の皮膚の下にたまっているせいかもしれません。
「リンパ管」とは、血管と同じように身体中に張り巡らされている器官のことで、体内で不要になった老廃物や疲労物質を運び、汗や尿として体外に排出する役割があります。
このリンパ管の働きが弱ってしまった結果、身体がむくみ、とくに皮膚が薄い顔は、むくみが目立ってしまうんですね。
むくみの多くは、主に生活習慣の乱れなど、以下の原因で引き起こされます。
- 睡眠不足
- 運動不足
- お酒の飲み過ぎ
- 塩分の取り過ぎ
- 冷え性
むくみを解消するには、これらの原因を可能な限り取り除く必要があります。
つまり、今後はお酒を控え、運動をして、早寝をして・・・と、まぁなかなかすぐにできるものではありませんよね。
そこでオススメするのが、今話題の小顔マッサージです!
超小顔マッサージ「コルギ(骨気)」でむくみを解消!
冒頭でも紹介した以下のマスクは、小顔マッサージ「コルギ(骨気)」を受けた人の、ビフォーアフターの顔の型。
あからさまにアフター(右側)の方が小さくなっているのが分かると思います。
「コルギ(骨気)」は元々、韓国の民間療法として古くから行われていたものですが、現在日本で行われているコルギは日本人向けにアレンジされたもので、骨に直接アプローチするという特徴があります。
骨を押していくと、皮膚と骨の間にある血管やリンパにも圧力がかかります。
すると、血管やリンパが刺激され、顔にたまっていた老廃物が流れて、むくみをすっきりさせる効果が期待できるんですね。
そんな、高い小顔効果が期待できるコルギですが、実は「ものすごく痛い」という大きな問題があります・・・。
実際に体験した人によると次の日も顔が痛くてジンジンするそうなので、痛いのが苦手な人には少しハードルが高いかもしれません。
そんな人に、オススメするのが、自分で行う「セルフコルギ」です!
●セルフコルギの手順
- 拳を握った両手の第二関節を使い、顎を三等分した位置でそれぞれ上下に1秒ほどマッサージします。
- 頬骨を三等分した位置でそれぞれ1秒ほどマッサージします。
- おでこを三等分し位置でそれぞれ上下に1秒ほどマッサージします。
上記の動画では、ほかにも4種類ほどのセルフコルギの手順を詳しく解説しています。
時間のある時にぜひ確認してみてくださいね。
動画で解説されているように、すこし「痛気持ちいい」くらいの力加減で行うのが良いそうですよ。
2.
「固太り(かたぶとり)」は顔の筋肉の発達しすぎが原因?舌回しエクササイズで顔の筋肉をほぐそう!
「なんだか、エラがはっているようなカンジで顔が大きく見えるかも・・・」
そんなあなたは、耳の下付近に指を添えた状態で、奥歯を噛み締めてみてください。
もし、鏡で見て、添えた指ごと、ぽこっと大きく盛り上がってしまう場合、あなたの顔は筋肉の発達し過ぎによって大きくなっている「固太り(かたぶとり)」の可能性があります。
この盛り上がる部分の筋肉は「咬筋(こうきん)」といい、食べ物を噛んだり、口や顎を動かしたりするときに使われています。
「普段、そこまで固いものを食べてないのに、どうして咬筋が発達するのだろう?」と、思うかもしれません。
しかし、実は咬筋は、無意識のうちに発達しやすいんです。
例えば、ほぼずっとパソコンと向き合っているような職場で働いている場合、日中あまり人と喋らないため、無意識に歯を食いしばっていることがあります。
もし、それが1日中続いているとなると、毎日ほぼ8時間の間、ずっと歯を食いしばっているということになってしまいます!
無意識のうちに顔が大きくなっている・・・なかなか恐ろしい現象ですよね。
そこで、そんな顔の筋肉をほぐすための「舌回しエクササイズ」をご紹介します!
やり方は次の通りとっても簡単です。
●舌回しエクササイズの手順
- 口をしっかりと閉じます。
- 舌を歯の表面に沿ってぐるぐると円を描くように回していきます。舌を回すときには、同時に目も同じ方向にぐるぐると回します。
- 右に3回ゆっくりと回したら、左に3回同じように回してください。
舌と同時に目も動かす理由は、目の周辺にある「眼輪筋(がんりんきん)」と口の周りにある「口輪筋(こうりんきん)」が、さまざまな筋肉を介してつながっているためです。
これらの筋肉を同時に動かすことにより、顔全体の筋肉をほぐすことになるんですね。
また、咬筋は、睡眠中の歯ぎしりが原因で発達してしまう可能性もあります。
歯ぎしりの原因は、枕の高さが合っていないことで首に余分な負担がかかり、寝ている間に無意識に歯をくいしばるために起こります。
そこで、手軽に自分に合った枕の高さに調整できる、「タオル枕」を使ってみることをオススメします。
必要なのは、大きめのバスタオル1枚だけなので、今晩から試してみることが可能です。
下記のサイトで作り方をくわしく説明されているので参考にしてみてください。
眠りが浅い人は必見!家庭でカンタンに作れる「タオル枕」の快眠効果がすごいかも
※歯ぎしりは、歯並びが悪くなったり、顎関節症の原因にもなります。
もし、噛み合わせや顎の調子まで気になる場合は、一度歯科医院を受診することをオススメします。
「ボトックス」とは元々、ボツリヌス菌から抽出された毒素を分解して生成したものですが、現在治療に使われるボトックスの薬剤は、天然のたんぱく質からできたものです。
「元々は毒素だった」と聞くと、少しびっくりするかもしれませんが、ボトックスは25年以上前から顔面けいれんや眼瞼けいれんなど様々な保険診療の治療に用いられており、身体に害はありません。
2009年以降、アンチエイジングや小顔治療での使用も認められ、厚生労働省が承認したボトックス薬剤もあることから、その安全性と有効性が確認されています。
3.
年齢以上に老けてみえる?スマホをよく使う人は「表情筋」がたるんでいるかも!
楽しい時は笑い、悲しいときは泣く・・・人間の顔は様々な感情をその顔に表情として表します。
その表情をつくるのが、顔にある「表情筋」という筋肉なのですが、もし年齢以上に老けてみられる人は、この「表情筋」が衰えている可能性があります!
実は、日本人は「表情筋」が衰えやすい民族といえるんです!
というのも、日本語は他の言語と比べて口を大きく動かさないことや、日本人がオーバーなリアクションをとらない国民性であることもあり、表情筋がおとろえやすいのだとか・・・。
さらに、それに加えて最近問題なのが、スマホです。
スマホをよく使っている人は、無表情でずっと下を見ていることが多いため、重力によってどんどん表情筋のたるみを加速させているんです!
そんな現代において、もっともたるみやすいといえる表情筋ですが、実は、少し鍛えれば、すぐにハリを取り戻す筋肉でもあるんです!
表情筋のたるみ改善に効果的なのは、固太りの項目でも紹介した「舌回しエクササイズ」です。
舌回しエクササイズはどこでも短時間で手軽にできますので、合コンへのお出かけ前など、ちょっとした時間にやるクセをつけておきましょう!
ただし、どこでもできるとはいえ、エクササイズ中は目がギョロギョロと動き、顔はゴリラっぽくなってしまいます。
もし、電車で移動中に行う場合は、他人に気づかれないよう、マスクを付けて舌を動かすだけにすることをオススメします!
4.
顔が「脂肪太り」になるのはカロリーオーバー!
基礎代謝を上げて太りにくい顔にしよう!
ほっぺがプクッと膨らんでいたり、二重あごになっていたりする場合は、「脂肪太り」によって顔が大きくなっている可能性があります。
顔や身体に脂肪がたまる大きな原因は、ズバリ食べ過ぎです。
食べ過ぎにより、摂取するカロリーが消費するカロリーよりも多いため、脂肪となって蓄えられてしまうんですね。
そのため、手っ取り早く「脂肪太り」を解消する方法は摂取カロリー、つまり食べる量を減らすことです。
しかし、急な食事制限は食べられないストレスによってリバウンドを起こしたり、栄養不足から体調不良の原因になったりするので、長い目で見ると良い方法ではありません。
となると、「えっ・・・やっぱり消費カロリーを減らすために運動が必要なの?」と思うかもしれません。
・・・残念ながら、その通りです!
でも、一人で毎日筋トレしたり、夜中に全力疾走したりするのはなかなか続かない可能性が高いですよね・・・。
そこで、以下の記事にも記載されている「無理なく、楽しんでやれる運動」を行いましょう!
- 卓球
- アスレチックコース
- アミューズメント施設スポッチャ
- 楽器演奏(バンドを組む)
上記で紹介されているのは「無酸素運動」と呼ばれる、激しめの運動です。
「無酸素運動」は、運動をおこなっている間、息を止めたり、息を強く吐くなどするため、運動中に酸素をあまり取り入れません。
これにより、筋肉が鍛えられ、「基礎代謝量」が増えるのが特徴です。
「基礎代謝」とは、人間が日常生活するために体温を調整したり内蔵を動かしたりするのに使われているエネルギーのことで、実は、消費カロリーの約70%は、この基礎代謝に該当するんですね。
つまり、基礎代謝を増やせば、痩せやすい身体になり、食事制限をすることなく小顔に近づくことができるんです!
スポッチャやバンドでの楽器の演奏などは、みんなで楽しみながらできる活動なので、一人で黙々と行うより断然続けやすいという特徴があります。
「ひとりではなかなか運動が続かない・・・」という方は、ぜひ友達も巻き添えにして一緒にやってみてください!
5.足を組んだり頰杖をつくのがクセになっている人は要注意、顔の骨格がゆがんで顔がデカくなるかも!?
あなたは、普段足を組んだり、頰杖をついたりするのがクセになっていませんか?
無意識なので、なかなか気付きにくいかもしれませんが、そういった日常生活の悪いクセによって、顔の骨格がゆがみ、顔が大きくなってしまうことがあります!
頬杖や足を組むこと以外でも、以下のような姿勢をよく取っていると、骨がゆがむことによって、顔が大きくなる可能性があります。
- 猫背になっている
- 食事はだいたい片側で噛む
- いつも同じ手、同じ向きで頬杖をついている
- 立っているとき、長時間片足に重心をかけている
どうして上記のような姿勢をとっていると、顔の骨格がゆがむの?と思われるかもしれません。
実は、人間の体は、頭がい骨から背骨、骨盤へとつながっており、上手くバランスを取ることで、人体の中で最も重いパーツである「頭」を支えているんですね。
もし、姿勢が悪くなって、骨盤や背骨がゆがんでしまうと、そのゆがみを調整するために、他の部分がズレてしまう場合があります。
そうすると、体のいろいろな場所の骨の位置がずれたり、皮膚が引っぱられたりして、ゆがみが顔にでてくることになるんですね。
骨格のゆがみによる顔太りを解決するために必要なのは、上記の悪いクセをやめることです。
食事中は意識して両側で噛むようにしたり、立っている時はなるべく重心を片足にかけないようにしましょう。
それに加え、むくみ顔のところで紹介したセルフコルギも、骨に直接アプローチするため、ゆがみを解消する効果が期待できます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、顔が大きくなってしまう5つの原因とともに、その原因を解消して小顔に近づく方法をご紹介しました。
もちろん、顔が大きくなるのは、上記のいくつかの原因が重なっていることもあります。
その場合は、本文でも紹介した基礎代謝を上げる運動に加え、「セルフコルギ」や「舌回しエクササイズ」なども総合的に行った上で、スッキリ小顔をめざしてみてくださいね!
そうそう、今回紹介した小顔エクササイズをしたあと、A5サイズのノートで自分の顔の大きさを測ってみましょう。
紹介したエクササイズの効果に驚くかもしれませんよ!