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  4. 【解説】痩せる薬とは?サノレックス・ゼニカルの効果とリスク・失敗しないためのポイント
痩せる薬

痩せたいけど厳しいダイエットや食事制限、脂肪吸引はしたくないと思っている方も多いかと思います。なるべく労力やお金をかけずに痩せたいという方には、サノレックスやゼニカルがおすすめです。

あまり聞きなれないという方もいらっしゃるかと思いますので、本記事では痩せる薬の概要やそれぞれの特徴、メリットやデメリット・リスクなどについてお伝えしていきます。

痩せる薬とは?

医療機関で処方されるダイエット効果のある薬には、大きく分けて4種類あります。

①食欲抑制剤:脳の食欲を司る神経に作用することで、食事の量を抑えてカロリー摂取を減らすことでダイエット効果につながる薬です。

②リパーゼ阻害薬:腸からの脂肪吸収を抑制させて、体重を減らす働きがあります。食事から摂取する脂質の30%を便として排出するという報告もされています。

③GLP1受容体作動薬:血糖値の上昇を抑える働きのある薬です。こちらは内服薬ではなく、一般的には注射によって投与されます。

④SGLT阻害薬:腎臓でのブドウ糖の再吸収を抑制し、尿から糖を排出することで体内で吸収される血糖を下げることができます。それにより体重を減らす効果があるとされています。

水の森美容クリニックでは、食欲抑制剤「サノレックス」と、脂肪の吸収を抑えるリパーゼ阻害薬「ゼニカル」を処方しています。

個人で痩せる薬を購入する際には注意

最近はネット販売なども拡大して、ダイエット効果が期待できる医薬部外品やサプリメントが、通販などでも手に入るようになっています。

ですが、安全性や効果が不確かな場合も多く、身体へのリスクも考えると医療機関で処方された薬を服用することをおすすめします。

特に個人で海外から輸入する場合には、安全基準が曖昧でリスクもあるので、病院やクリニックでの処方を受けるのが良いでしょう。

食欲抑制剤サノレックス

当院で処方している痩せる薬で、食欲抑制剤のサノレックスについてご説明していきます。

サノレックスについて

サノレックス
サノレックス

サノレックスは、日本国内で唯一厚生労働省が認可した食欲抑制剤です。(正式名称マシンドール)

脳内の食欲の神経に働きかけ、空腹を感じにくくなり食べる量を減らすことができます。

※BMIが35以上の高度肥満の方は保険が適用されますが、当院では自由診療を行っており保険適用となりません。

サノレックスの服用方法

サノレックスは、1日1回の服用を連続して3ヶ月まで行います。

3ヶ月服用を行った後、安全面を考慮して6ヶ月間は服用を止めていただきます。

サノレックスの服用スケジュール
服用スケジュール

サノレックスの依存症について

サノレックスは、化学構造上「アンフェタミン誘導体」に属します。アンフェタミンは依存症の副作用があり、サノレックスもその可能性があるといわれています。

ですが、実際に薬への耐性が数か月でできるため、依存の症状はほぼ見られません。身体への依存よりも、サノレックスの副作用として約20%の方に口の渇きや便秘、吐き気などが見られると報告されています。

そのため医師と相談しながらサノレックスの服用を行うことが大切です。

リパーゼ阻害薬ゼニカル

ゼニカル
ゼニカル

続いて、脂肪の吸収を抑えるリパーゼ阻害薬「ゼニカル」についてご説明していきます。

ゼニカルについて

ゼニカルは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を受けた肥満治療薬で、世界80ヶ国以上で使用されています。

有効成分オルリスタットが、体内に脂肪が取り入れられることを抑制する働きがあります。食事と併せて服用することで、食事中に含まれる脂肪分の約30%の吸収を抑制します。

脂肪は、通常すい臓から分泌されるリパーゼという酵素によって分解され、体内に吸収されます。ゼニカルはリパーゼの働きを抑え、脂肪の吸収を抑制する為、吸収されなかった脂肪分は便として体外へ排泄されます。

服用方法について

ゼニカルは1日3回、食中または食後に1錠服用します。

軽めのお食事を摂られる場合は服用する必要はなく、脂分の多い食事を摂取された時のみ服用でも問題ございません。

ゼニカルの副作用・リスクについて

ゼニカルの副作用には、頻繁に便意をもよおす可能性やガスによる胃腸の膨満や放屁・脂溶性のビタミンA・D・E・Kが不足などがあります。

また、特発性脂肪便症や熱帯性スプルー症などの必須栄養分の吸収に障害のある方、オルリスタット(ゼニカルの主成分)やカプセルに含まれているその他の成分にアレルギー反応を起こす方妊娠、授乳中の方には投与ができません。

脂肪吸引との違いについて

ダイエット目的や痩せたいと考えている方で、痩せる薬と脂肪吸引のどちらが良いのかと考える方もいらっしゃるでしょう。

サノレックスやゼニカルは食欲を抑えたり、脂肪の吸収を抑えることでダイエット効果があります。

一方、脂肪吸引は脂肪細胞自体を取り除くことで、リバウンドの可能性も無くし、部分的に細くなることができます。

痩せる薬のサノレックス・ゼニカルは体重を落とすことを目的とし、たるんだお腹を引き締めたい、二重あごが気になる、二の腕や太ももを細くしたいなど、気になる部位を痩せさせたい場合には脂肪吸引がおすすめです。

・痩せる薬について詳しく知る
▼こちらから▼

・ 脂肪吸引について

▼こちらから▼

サノレックス・ゼニカルについてよくある質問

Q. 痩せる薬とは、どのようなものですか?

A. 医療機関で処方されるダイエット効果のある薬は、主に4種類あります。①食欲抑制剤・②リパーゼ阻害薬・③GLP1受容体作動薬・④SGLT阻害薬

Q. サノレックスとゼニカルは、どのような薬ですか?

A. サノレックスは、食欲抑制剤で脳内の神経に作用し、空腹を感じにくくさせて食事量を減らすことができます。ゼニカルは、体内への脂肪吸収を約30%抑制します。

Q. サノレックスやゼニカルと脂肪吸引の違いは何ですか?

A. サノレックスは、食欲抑制や脂肪吸収を抑えることでダイエット効果が得られます。一方、脂肪吸引は脂肪細胞自体を取り除くのでリバウンドの可能性も無く、部分的な痩身効果も期待できます。

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2022.09.04

2024.03.18

痩身・ボディ

監修医情報

医師

水の森美容クリニック 総院長 竹江 渉

経歴

平成10年 東京医科大学医学部卒業

平成18年2月 水の森美容クリニック開院

所属学会

日本美容外科学会 正会員

日本美容外科医師会 正会員

麻酔科標榜医

BOTOX VISTA®認定医

ジュビダームビスタ®認定医

竹江渉医師写真

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