鼻を高くする手術(隆鼻術)
プロテーゼって何?

人工軟骨のことで素材は医療用のシリコンでできています。医療現場で人工血管などに使われている素材と同じもので、人体には無害ですのでご安心下さい。

手術ポイント1

プロテーゼは鼻骨(鼻の骨)と骨膜(鼻の骨を覆っている膜)の間に挿入します。これを骨膜下に挿入するといいます。プロテーゼが骨膜上に挿入されてしまうと、術後もプロテーゼが安定せず、触れると動いてしまいます。他院の術後でプロテーゼが動く方を非常によく見かけます。術前に担当医師にしっかり確認すべきでしょう。

  鼻骨と骨膜の間にプロテーゼが挿入されているため、しっかり固定されている 骨膜の上にプロテーゼが挿入されているため安定せず、触れると動く

 

手術ポイント2

プロテーゼで鼻先を高くすることは絶対に避けましょう。

プロテーゼで鼻先を高くすると、鼻先に圧がかかるため数年すると鼻先の皮膚を突き破って飛び出てきます。すでに挿入済みの方でも、鼻先を触って負荷がかかっている方は早期に抜去して入れ直しすることをお勧めします。



鼻先を高くしたい場合は軟骨移植(耳介軟骨)や鼻尖修正が必要となります。


鼻先に負荷がかからないように耳の軟骨を入れてガードします。鼻尖修正については鼻尖修正を参照して下さい。

L型プロテーゼとI型プロテーゼって何?

最近患者様よりL型とI型どちらが良いの?という質問が多くなりました。多分病院によって色々なことを言われるため混乱してしまうのでしょう。私個人の見解といたしましてはどちらでもよいと思います。

こだわりの問題で仕上がりの結果にほとんど差異はないといえます。

ただし前述のようにL型プロテーゼを入れる際に気をつけることは鼻先にテンションをかけないことが重要です。その部分を守ればL型のプロテーゼの方が安定性がよいので私は好みます。

ただし患者様がI型を希望される時や、鼻先の形成も希望される時はI型のプロテーゼを使用したり軟骨の移植を組み合わせたりします。

上の図で両方を比較して比較していただければ分かると思いますが、鼻根部の高さを形成するだけならどちらでも差異がないといえます。
患者様が鼻先の形成まで希望された際にはじめてI型や軟骨や鼻尖修正などの選択肢が出てくるのです。

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